アクリル板でバイクの自作ショートスクリーン(風防)を作る方法

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ショートスクリーンが欲しかったのですが、好みの物が売ってないので自分で作りました。

アクリサンデー、カッター、ステー、クランプなどを使って簡単にバイク用オリジナル風防が作れます。部品代も1000円以下で済むのでお勧めカスタムになります。

アクリル板はホームセンターで購入しましょう。今回は厚み3mmで作ります。

ただ、初めての方は3mm厚だと加工が難しいかもしれません。

アクリル板を切るにはカッターで切り込みを入れて折るだけの簡単作業になります。失敗してもアクリサンデーは\800なので気軽に出来ますね。

カッターは普通の物よりアクリル板カット専用カッターを使ったほうが上手く出来ます。アクリル板の切断は切るというよりカッターで削って溝を作り、溝に沿って折るといった流れになります。

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沸騰していない状態だとなかなか曲がりません。

形が完成したら沸騰した水に漬け込んで曲げていきます。大きな中華鍋で曲げ加工をするのがコツです。

アクリル板の厚みにもよるのですがすぐには曲がりません。

時間をかけてゆっくり曲げていきましょう、アクリル板をじっくり煮るといった表現が妥当です。また焦って強く曲げると失敗します。

形が出来上がったら後は穴を開けて車体に合わせたステーをボルトとナットで取り付けます。

穴あけは電動ドリルでも良いし、ドライバーでほじっても良いです。

曲げた状態で再びカットするのはとても厳しいので再び沸騰水で平らにしてから加工するか、電動ドリルで削るしかありません。基本的に一発勝負になりますので失敗したら新しいもので作り直しましょう。

ショートスクリーンは簡単に作れますが大型を作る場合はカットと曲げを少しずつやりながら作ってゆきます。型があれば立体加工も可能です。

例えば、沸騰水で十分に煮込んでからヘルメットのような球状の物体に押し付けを繰り返せば立体的な形状になります。ただしこの方法はとても時間がかかるのであまりお勧めしません。

余ったアクリサンデーでエアダクトカバーも作りました。

余ったアクリサンデーでエアダクトカバーも作りました。

曲げ加工は簡単ですが折り加工は難しいです。

自宅の沸騰鍋で折り曲げ加工をする場合は暖めたアクリル板を鍋から出し、冷える前にどこかの角を使って折り曲げ、硬くなってきたら再び鍋… といった作業を繰り返します。

またアクリル板の直線カットは簡単ですが、曲線カットはとても難しい…

個人レベルでは何回かに分けてカットをし、電動ドリルで滑らかにするといった加工が良いです。ヘルメットのシールドもアクリサンデーで自作しましたが、これはお勧めできません。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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