【アクシスZ】原付バイクに車用のドラレコを装着!防水対策を含めて取付方法を解説

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アクシスZ(2022年式 SEJ6J)に自動車用のドラレコ(ドライブレコーター)を装着しました。

装着したドラレコはアマゾンで売っている「小型 ドライブレコーダー 前後2カメラ 車載 1296P」、品名がALJINXDAみたいなことになっていますが、よくある中華製の安いドラレコです。 

自動車用でこの手の中華製ドラレコはアマゾンにわんさか出品されており、バイクに装着することを考えると防水面や取り付け方法を考えるしかありません(自動車用なので防水機能は無し)

手間暇かけるのが嫌な方は防水されているバイク用のドラレコを購入するしかありませんが、バイク用のドラレコは価格が高く、近年出回り始めたスマートモニター×ドラレコはけっこうなお値段に…

ということで安い中華製の自動車用ドラレコをバイクに装着…なのですが、最も問題となるのが防水。

この防水面での解決策として、ドラレコ本体を透明なケースに格納することで結構な雨天でも対応できるようにしました。

このほか、バイクに取り付ける場合はステーやクランプの用意、電源取り出しやリヤカメラの取り付けでのカウル剥がしなどが必要になる面倒なカスタムです。

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中華製の安い自動車用ドラレコ(ドライブレコーダー)

届いた中華製のドラレコを開封すると、本体・リアカメラ・シガーソケット給電のケーブル・吸盤タイプのアタッチメントが入っています。

説明書は日本語ですが、この手のアイテムは説明書が日本語だからどうなる問題でもなし、実際に使いながら操作を覚えるのが通常です。

気になっていた電圧は説明書によると5V1A、これならバイクのバッテリーに負担をかけずに付けっぱでOKと判断できたところです。

シガーソケットで電源を取る

この手の安い中華製ドラレコは、給電端子がmini USB Type-Bであることがほとんどです。

ですのでバイクにすでにUSB端子が付いてる、後付けで装着している方はmini USB Type-Bケーブルを用意しておくと楽です。

今回はシガーソケットで電源を取る王道スタイルにしたので、別途で購入しました。

エーモンの電源ソケットはチョイ高めですが、プラグの抜け落ちを防止するロック機構が付いているのでコレを選びました。

理由はシガーソケットをカウル内に収めるためで、外に取り付ける場合はやっすいので十分、でもそれだと雨天の時に…となります。

絶対にお金をかけたくない場合はシガーのプラグに直接コードを付けちゃう方法もあります。

カープラグ加工

電源の取り方はどのような方法でも自由ということ。

今回は下準備として、丸型端子を装着。

丸型端子を使う理由はバッテリー直のリレー電源ユニット「Dユニット」から電源を取るためになります。

バイクを改造するスキルが無い方は、mini USB Type-Bを使ってモバイルバッテリー給電する方法もアリです。

この方法なら自転車でも自動車用ドラレコを使えるし、防犯カメラ的な使い方もできてしまいます。

クランプバーにドラレコを取り付けて防水取付準備

ドラレコの取り付け方法や位置は完全に自由。とはいっても自動車用のドラレコをバイクに装着するとなると、何らかのステーや挟み込むものがないと難しいです。

ということでクランプバーにダブルで挟めるクランプを購入

かなり強力に挟めるダブルクランプ。これならバイクに限らず自転車に自動車用ドラレコを設置してモバイルバッテリー給電といったこともできそうです。

ダイソーで売ってるキッチンポットをドラレコケースにして防水

ここからがスクータータイプの原付バイクに自動車用ドラレコを装着する方法の肝になる「防水」方法です。

雨天はジップロックで覆ってしまうような方法ではなく、透明のケースでドラレコ本体を覆ってしまうことで、雨・ホコリ・排気ガスの汚れなどからドラレコ本体を完全に守るやり方です。

透明のケースなら何でもよいのですが、相応しいものが中々見つからない…これで自動車用ドラレコのバイク設置を断念する人が多いはず。

このような問題を手っ取り早く解決するものがダイソーで売っている「キッチンポット」です。

キッチンポットとは、昔ながらの調味料を入れておく箱。

昭和時代に砂糖とか塩とか入れていたアレのことです。

ダイソーのキッチンポットを選ぶ理由は、透明で強度が高く取っ手をクランプで挟める、100円+税なので汚れたり壊れたりしたも買い替えればOK、自動車のフロントガラスに吸盤で取り付けるドラレコと同じように使えることになります。

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アクシスZに自動車用ドラレコを装着

アクシスZにドラレコを装着する流れそれほど難しくありませんが、カウルを外して配線を通す作業が結構大変です。

とくにリアカメラも接続する場合はドラレコ本体から車体後部まで配線する必要があります。

アクシスZのカウル外し方が分からないは以下のリンクを参考にして下さい。

電源の取り出しはデイトナ「Dユニット」

今はシガーソケットを使うので、電源はデイトナの「Dユニット」から取り出します。

DユニットとはメインキーONで連動するバッテリー直接からリレーを使った電源をとることができるアイテムで、一般的には「バッ直リレー」と呼ばれるものです。

Dユニット的なバッ直リレーをとりつけることで、安定したパワフルな電源を使えることができるため、USBやグリップヒーターといった電装系を考えている方にはオススメすぎるもの!

電源が取れたらドラレコと繋げて動作確認をしましょう。

雨天やホコリのことを考えないのであれば、ドラレコをクランプで挟み剥きだし設置でもOKです。ただしむき出しは間違いなく壊れるでしょう。

クランプバーとダブルクランプを組み合わせてドラレコを設置

今回の設置方法は、アクシスZに取り付けているクランプバーにダブルクランプを取り付けて、ダイソーのキッチンポットを掴むようなやり方になります。

車体に取り付けているクランプバーはワールドウォークの製品になります。

このようなクランプバーでなくても、ミラー元に挟み込む安いクランプバーでもOKです。

自動車用のドラレコを付けている感丸出しになってしまうのがデメリットでしょうか、それでも『このバイクはドラレコを付けている』感のアピール効果は抜群!

リヤカメラの設置位置について

付属のリヤカメラの設置位置は高い場所から見下ろすように付ける方が望ましい…とはいってもバイクなので高い位置が存在していません。

とりあえず後方ウィンカーの下あたりに付けましたが、夜だと後続車のヘッドライトの影響をモロに受けてしまいます。

また、この中華製ドラレコのリアカメラにはLEDライトが付いており、自動車のバックギアに入れたときに連動させて光らせることができるよ~みたいな機能です。

LEDライトの連動方法は、リアカメラから出ている赤い配線を自動車のバックライトのプラス電源にかまわせるだけですが、バイクなのでバックギアとかバックライトとかありません。

それでも光らせたいのであれば、スイッチををかまして後続車に煽られた時に後ろへのパッシングに使うとかでしょうか。

今回は面倒なので接続していません。

雨が降っても全く問題なく使える自動車用ドラレコ

自動車用ドラレコ装着後、実際に雨の中を走り回ってみても動作に問題ありません。

ドラレコ自体をケース(キッチンポット)が覆っているので、下から水をぶっかけない限り問題ないでしょう。

あとはケース前面にガラコでも塗っておけば効果的。その他、真夏の直射日光に備えて、ケース上部に遮光する板でも貼っておけば完璧です。

振動対策

最後に問題となるのが振動対策です。

単気筒のバイクは振動が強く、しかもハンドル周りにクランプで挟んで…となるとバイクの中で最も揺れやすい部分になります。

対策としてミラーとクランプの間にゴムを挟み、結束バンドで縛ることで振動は軽減されました。

さらなる振動対策をするには、ケースと車体のどこかをステーで繋げるなど。またはフロントのリフレクターにドラレコを装着してしまうなどになるでしょう。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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