原付スクーターやバイクにUSB端子付きのシガーソケットを設置してスマホの充電やLED照明の電源をとるお手軽な方法の紹介です。
バイクショップに依頼するとそれなりの工賃と部品代がかかるのが嫌、自分で好きな形のシガーソケットを好きな場所に設置したい人は参考にどうぞ。
※自動車用のUSB×2シガーソケット×2を使っているので防水は無し、少々の加工も必要です。
カープラグの加工
ヤマダ電機でシガーソケットを購入しました。
税込\1477という価格で12Vソケットが二つ、USBソケットが二つ、さらにiPad/iPhone/iPodといったアップル専用モード(Aモード)とスマホ/デジカメ/ゲーム機等のモード(Sモード)の切り替えスイッチがついた多機能シガーソケットです。
似たような商品なら何でも良いですが原付スクーターなら12V専用のものを選びましょう。
初心者はシガーソケット本体とカープラグの間に1mぐらいのコードがあるタイプを選んだほうが加工や設置が楽です。
それでは最も簡単な方法でカープラグを加工します。
カープラグの外側金具に黒いコード(マイナス)を巻きつけ、先端側に赤いコード(プラス)を挟み込みます。
極端に言ってしまえばこれでOK、しかしこの状態で車体につけるとショートする可能性やコードが抜ける可能性があります。
はんだ付けでより強固にしました。
これで外れる事はないでしょう。
あとはショート防止のためにビニールテープで絶縁します。
コードの先端は接続用にギボシ端子でを付けました。
これでカープラグの加工は終了です。
車体からの電源取り出し
どこから電源をとっても構いませんが、それでは初心者は不安でしょう。
プラスとマイナスが分かりやすいのはアクセサリー電源。私はポジション球の電源を分配させて接続しました。
それではBW’sのカウルを外します。
シガーソケットをハンドル下に設置したいのでフロントカウル内の電源を使います。
フロントカウルを外すことが出来ない人にシガーソケットの設置は厳しいです、素直にバイクショップに依頼しましょう。
ポジション球がある車両の場合はフロントカウル内のアクセサリー電源を探す方法はそれほど難しくありません。
バイクの電源ONの時点で点灯するポジション球の裏から出ている2本のコードを探すだけ。
その2本のコードは色分けされており、黒いコードがマイナス電源です。
この車両の場合はこちら
この車両の場合は青がプラス、黒がマイナスです。
ここに先ほど加工したカープラグのコードを差し込みますが、コードを分配する必要があります。
面倒な方はエレクトロタップを使って挟み込み分配でもOK、私はエレクトロタップが嫌いなのでポジション球のコードを切断してギボシ端子で多数の電源がとれるように加工してあります。
この状態まで作業が進んだら一度通電チェックを行って下さい。
設置
ここからが問題です。
なんといってもスクーターは雨に濡れる乗り物、シガーソケットに何らかの水対策をするのは当然ですが水に濡れにくい位置が理想です。
私はこの位置に決めました。
小物入れがある車両はその中への設置が良いですね。
付属の両面テープで固定、青いイルミネーションがやる気にさせます。
これで色々なUSB機器を充電したりシガーソケットを使った機器が使える…楽しみですね!
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