アクシスZ(2022年式 SEJ6J)にLEDフォグライト(フォグランプ)を装着しました。
装着したフォグライトはアマゾンで売っている「Meliore 汎用 LED 小型 スポット ライト 2個 セット 12V 24V バイク 10W ON OFFスイッチ 付き」、カラーはホワイトとイエローがあります。
アマゾンではストアが違っても似たような…というか同じ商品が出品されています。価格は2500円前後でLEDフォグライト2個、さらにスイッチ付きという激安価格が魅力!
このLEDフォグライトは某K社のコピー品というかパクリ品というかの商品で、アマゾンでは防水に難ありとの評価があるものです。
それは現物を見ても防水に難ありなのは一発で分かるほど。
でも某K社のLEDフォグライトは1個で3000円以上、そこに手元で操作するスイッチも揃えると4000円、2個なら7000円ぐらいになってしまいます。
結局、安さにつられてパクリ商品にしましたが、アクシスZにフォグライト装着を考えている方は取付位置を熟考してからフォグ1灯にするか2灯にするか決めるのがよいと思います。
私の場合は1灯装着で、もう1灯は壊れた時の交換用として予備しておくことに決めました。
汎用LED小型スポットライト(フォグライト)
「Meliore 汎用 LED 小型 スポット ライト 2個 セット 12V 24V バイク 10W ON OFFスイッチ 付き」の詳しい詳細はないのですが、某K社と同じなら800ルーメン前後、6000ケルビン前後、10Wで0.9A前後かと思われるフォグライトです。
なので多分2個同時点灯しても2Aぐらいのはず、スマホ充電と同じぐらいだと思います。
セット内容はLEDフォグライト×2、スイッチ、ステーとボルトナットで説明書的なものは一切なし。自分で装着できる人が勝手にやってね!といった感じでしょうか。
防水について
このフォグランプの材質はアルミ合金で耐熱性、アマゾンの商品ページによると防水&防塵とはなっていますが、現物を見ると防水はかなり弱そうです。
本体から出ているコードと本体の間に隙間があり、クリアレンズと本単にも隙間があるような感じだし、クリアレンズを止めてる側と本体のクリアランスが結構な雑加減になっています。
付属のスイッチについては防水性は完全に無し!スイッチの裏側に蓋的な存在はありません。
防水対策
このままでは雨天走行するだけで壊れる感じしかしないので、簡単に防水対策していきます。
隙間だらけのコードはビニールテープでグイっと固定、できればシーラーで埋めたほうがよいでしょう。
本体はバラすのも面倒なのでビニールテープでぐるぐる巻きにしただけ。
ちゃんとやるならサイズに見合うOリングをホームセンターで探してみるとかでしょう。
防水性が全くないスイッチは、裏側にゴムをはめることで何となくの裏蓋というか防水というか…これも面倒ならビニールテープでやっちゃうのもアリです。
2500円で2個もLEDフォグがあるセットなので文句を言わずに適当に処理してみました。
ゴムはダイソーで「ゴムひも」として売られているもの、ダイソーでは工具コーナーか自転車コーナーにあると思います。
ステーについて
「Meliore 汎用 LED 小型 スポット ライト 2個 セット 12V 24V バイク 10W ON OFFスイッチ 付き」に付属のステーは、基本的にそのままでは使えないステーです。
中央の穴の左右に突起があり、ここにボルトを入れると突起にハマるのですが、それでやると車体に取り付けられないというか、調整ができないというか…
そのまま使うことが出来ないでの別途ステーで調整するしかありません。
少し強引ですが付属のバネワッシャーを噛ますことでの装着が可能です。お金をかけたくないならこの方式がベスト。
アクシスZに取り付け
アクシスZにフォグライトを取り付ける位置について、今回はフロントフォークにしました。
スピードメーターケーブルのステーを止めているボルトにフォグライトのステーを共締めします。
反対側(ブレーキディスク側)にもブレーキホースを通すステーがあり、そこにも一応つけられますが、ボルトの位置が高くてクリアランスがギリギリ。
フロントフォークが沈んた時に干渉するとしか思えずな取付になってしまう他、ダブルで装着すると高さが違うので左右対称の位置になりません。
なのでディスクブレーキ側に付けたい場合は別途ステーで調節するか、フロントフォーク自体にステーを付けるしかないでしょう。
バネ上へ装着する場合
フロントフォークへのフォグランプ装着は、どうやってもバネ下装着になります。
バネ下装着は路面からのギャップをモロに受ける場所なので嫌…という方は、左右にあるリフレクターを外した場所にフォグライトを装着することでバネ上になります。
左右にフォグライトを付けたい方はバネ上のリフレクター部に付けてしまう方が楽だと思いますし、近年のスクーターカスタムでフォグライトをつける位置はバネ上が流行っています。
ただしリフレクター部へ装着する場合は、電源ケーブルを通す穴を作る必要があります。
フロントカウルを外して配線
フォグライトをバネ下のフォークに付ける場合は、スピードメーターケーブルのルートと同じ場所を通していきましょう。
下画像の赤丸部がその位置です。
「Meliore 汎用 LED 小型 スポット ライト 2個 セット 12V 24V バイク 10W ON OFFスイッチ 付き」のコード類はどれも短く、どうやってもポン付けは不可能です。
なので別途で電源コードが必要になる他、ギボシ端子などで接続する必要があります。
この配線がけっこう面倒で手が汚れまくる作業で、しかも上からは見えにくい場所。寝そべって作業するのが楽です。
フロントカウルの外し方はポジションをLEDに交換する方法を参照して下さい。
操作スイッチの取り付け
操作スイッチを取り付けるにもコードの長さが足りないので、結局は延長するしかありません。
スイッチをハンドル周りに付けたい場合はヘッドライトユニットのカウルを外しましょう。
外し方はヘッドライトをLEDに変更するメリットとデメリットを参照。
付属されているスイッチのコードのつなぎ方は、フォグライトから出ているプラス(赤線)と供給元になる電源の間に割り込ませるだけです。
フォグライトの電源供給元は、バッ直リレーのDユニットから取っています。
LEDフォグライトは、1個なら恐らく1A程度なのでホーンから電源をとってもいけると思います。
カットラインがない直線的なLEDフォグライト
取り付けたフォグライトを付けてみると、直線的な光でカットラインがありません。
明るさはかなりのもので、ヘッドライトより明るいような…といっても左右に拡散するわけでもないので、ヘッドライトの光の下にくるような感じで調整するとイイ感じに!
アクシスZにフォグライトを付けたかった理由は、ヘッドライトをLEDにしたら先はよく照らすけど光の拡散が弱く、手前がどうも暗く感じていたからです。
それで試しに安いLEDフォグライトを1灯つけてみたら大正解、これならダブル装着するのもアリです。
バネ下装着でも光の縦揺れは気にならなず、あとは耐久性がどれぐらいあるか?でしょう。一応平均時間は30000時間となっています。
フォグライトON/OFFで見やすさが全然違う!
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