アクシスZにグリップヒーターを装着してUSBモバイルバッテリーで給電する冬対策

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アクシスZ,グリップヒーター AXIS-Z
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アクシスZ(2022年式 SEJ6J)にUSBモバイルバッテリーで使えるグリップヒーターを装着しました。

装着したグリップヒーターはハンドル巻き付け式の「バイク グリップヒーター PORAXY グリップヒーターusb バイク ロールヒーター USB 給電タイプ」

アマゾンで似たような商品が大量に出品されている3000円前後の中華グリップヒーターになります。

アクシスZは125ccの他クラスに比べて12V 4.0Ah(10HR)と貧弱であり、メーカーからグリップヒーターは発売されておらずグリップヒーターの装着は非推奨とされるバイクです。

ならばUSBモバイルバッテリーで使えば車体バッテリーへの負担は無い…ということでの装着になりますが、5000mAhのモバイルバッテリーで50分前後、10000mAhで1時間半~2時間前後が使用可能時間でした。

おすすめはグリップヒーター×ハンドルカバーのダブル防寒仕様になります。

リレーによるバッ直電源を取りたい方は「デイトナDユニットを装着してキーON連動のバッ直リレー電源を取る方法」を参照して下さい。

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アクシスZにグリップヒーターを装着

アクシスZ(2022年式 SEJ6J)に装着したグリップヒーターの詳細は以下の通りです。

  • USB給電式オートバイク汎用タイプグリップヒーター:便利なUSB給電式なので、USBチャージャーを利用して使えていただけます。
  • 三段階温度調整可能:スイッチにスマート温度調整チップ内蔵しており、天気によってお好みの温度でワンタッチで調整できます。
  • IP67レベルの防水性能:雪の日、雨の日にも問題なく利用していただけます。そして、グリップヒーター本体は水洗いが可能なので、非常に便利です。(洗う際はスイッチ側のケーブルを外してください。)
  • PET金属発熱シート・面ファスナーで巻き付け式:PET金属発熱シートをケブラー布に均等に分配して、発熱の範囲が広くて、10秒で暖かくなることが可能です。寒い冬日にバイクを乗っても手が寒くなりません。 面ファスナーで巻き付け式なので、バイクグリップに電熱シートを巻きつけだけで取り付け済みます。
  • ケブラーの特徴:非常に丈夫で熱に強く、難燃性、耐摩耗性、耐蝕性、耐切断性を持ち、低伸縮性で長時間使用しても糸と繊維の変形が小さく伸びることがほとんどなく、耐久性が優れます。

内容物

内容物はいたってシンプル、日本語翻訳のちっこい説明書とグリップヒーター一式がセットになった簡易梱包というか適当梱包。

説明書によると正式な商品名は「5V USBマジックシールスマート3段階温度調節制御電熱ハンドルカバー」となっており、品番は「ZH-974D1」、恐らく定価3500円前後と思われます。

ゲーブルが非常に頑丈とアピールしつつも現物を見るとわりと貧弱な感じ。安いのでこんなもんでしょう。

簡単な作りでもしっかり暖かい!

USBモバイルバッテリーに繋いでみると、暖かかくなるスピードは速め。約10秒前後で温もりを感じられるはずです。

ハンドルへの装着はマジックテープでとめるだけという…これも安いので我慢。

IP67レベルの防水性能がとても怪しいですが、ヒーターとケーブルの接続コネクタはOリング付き。

好みの位置にセッティングするだけなので、作業時間は長くても5分だと思います。

アクセル側をゴムバンドで縛る

アクセル側(スロットル)はマジックテープのみでは全く固定されません。

なのでゴムバンドを巻き付けることでズレないようにしました。

両面テープ等で固定するのもアリだと思いますが、ゴムバンドの方が圧倒的に付けやすく外しやすい、後で調節しやすいのでオススメです。

冬場の使用感はナックルガード×薄手のグローブで手のひら側が暖かい、だけど3時間以上運転するウーバーイーツでの使用では耐えられないといったところです。

通勤通学で往復2時間以内なら10000mAhのモバイルバッテリー1個、薄手のグローブで我慢できるかもしれません。

バイクからの給電

中華製のグリップヒーターをバイクから給電する場合は、車体にUSBポートを装着しておく必要があります。

ホーンからとったUSB電源で中華製グリップヒーターを繋いでみると、電力が足りないのか動きませんでした。

この中華製グリップヒーターは5V2Aなのだから動くはずなのに…実際はもっと多くの電力使っていたりして。

グリップヒーターでアクシスZの車体から電源を取るなら、キー連動のリレーをかましてバッ直にした方がよいかもしれません。

グリップヒーターはハンドルカバーとの併用で相乗効果UP

中華製の安いグリップヒーターのみでは数時間稼働するウーバーイーツ等のフードデリバリーには耐えられない…ということでハンドルカバーも装着しました。

購入したのはハンドルカバーで評価が高い「コミネ(KOMINE) バイク用 ネオプレーンハンドルウォーマー」

派手なデザインではなく、ちょっとスポーティー、それでいてオッサンっぽくないイマドキのハンドルカバーです。

物としては従来型と同じで、ブレーキレバー、グリップを通す穴、本体は紐でミラーなどに結び付ける装着方法。

ネオプレーン素材は暴風性能が高く、ほどよい弾力としなやかさを備えたハンドルカバーです。

それもあってかナックルガードとの併用装着も可能!

ここまでやれば完璧な暴風効果、雨でハンドルカバーの先が濡れない、しかも中はグリップヒーターでホカホカになり、冬でも快適な走行が可能になります。

モバイルバッテリーは10000mAh×3、または20000mAh×2の携帯がおすすめ

USBモバイルバッテリーで使える中華製のグリップヒーターとハンドルカバーの併用にあたって、モバイルバッテリーはどれぐらいの容量が必要なのか?といった不安があります。

実際に使ってみると10000mAhのモバイルバッテリー×1で1時間半~2時間、約100分と考えるのが妥当なところ。

そうなると合計30000mAh~40000mAhのモバイルバッテリーがあれば5時間~7時間(300分~400分)は快適に使えることになります。

使用時間や予算に合わせてモバイルバッテリーをアクシスZのフロントスペース小物入れに装備しておきましょう。

30000mAhのモバイルバッテリー

アクシスZのグリップヒーター用に30000mAhのモバイルバッテリー「PB29」を購入しました。

実際に使ってみると、フードデリバリーで使うなら30000mAhぐらいないと真冬は厳しいということ。一日稼働するなら30000mAhが2個欲しいところです。

モバイルバッテリー給電グリップヒーターの良いところは、バイク給電と違って電源つけっぱなしが可能なところです。

これにより、エンジンON/OFFを気にせず常にホカホカな状態を保った状態でフードデリバリのピック&ドロップができるという快適さ!

「PB29」にはLEDライトが付いていますが、グリップヒーター用に使っているとこの機能はほぼ使うことはないと思います。

50ccの原付スクーターにもおすすめ

モバイルバッテリーで使える中華製グリップヒーターは、アクシスZのように非力なバッテリーや発電量が少ない50ccの原付スクーターにもオススメです。

ハンドルカバー×中華製グリップヒーターの組み合わせで5000円前後、モバイルバッテリーも購入するならプラス2000円前後の合計7000円前後でグリップヒーター非推奨のバイクでも冬の走行が快適に激変。

取付するにあたっての工具が不要も魅力的ですね~

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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