アクシスZエンジンオイルの交換方法、必要な物と手順について解説

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アクシスZ,エンジンオイル注入 AXIS-Z
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アクシスZ(2022年式 SEJ6J)のエンジンオイル交換方法を解説します。

ヤマハが推奨するアクシスZのエンジンオイル交換サイクルは、初回1000キロ、以降は3000キロ走行毎でエンジンオイル容量は0.8Lになります。

ウーバーイーツ等のフードデリバリーでアクシスZを使われる方は、よく走る方(一か月で3000キロ走行)で月一回の交換頻度になり、バイク屋に持ちこむことを考えると自分でエンジンオイルを交換してしまった方が時間とお金の節約に繋がるでしょう(とくに時間の節約メリット大)

アクシスZに入れるエンジンオイルで確実なのが「ヤマルーブ スタンダードプラス 10W-40」

これ以外にもエンジンオイルは様々なメーカーから発売されており、10W-40の中で昔から価格が安くて親しまれているエンジンオイルが「UTCバイク用4サイクルオイル」(鉱物油)になります。

アクシスZのエンジンオイルを交換するにあたって必要な物は、エンジンオイルの他に工具、オイルジョッキ、廃油処理BOX、パーツクリーナーなど。

エンジンオイル交換は慣れてしまえば30分以内に終わる簡単作業です。

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アクシスZのエンジンオイル交換手順

アクシスZ(2022年式 SEJ6J)のエンジンオイルを交換するにあたって、必要なもの・あると便利なものが以下の内容です。

  • エンジンオイル(必須)
  • オイルジョッキ
  • 工具(必須)
  • 廃油処理BOX
  • パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)

オイルジョッキは安いものだと200円前後、廃油処理BOXは300円前後、パーツクリーナーは300円~400円、現物購入ならホームセンターで揃えられます。

初心者で何を買えばよいか分からない方はアマゾン・楽天・yahooショッピングのリンクを参考にどうぞ。

エンジンオイルのドレンボルトは12mm、オイルストレーナーのボルトは17mmになります。

初心者が気なっているであろうアイテムはエンジンオイルとオイルジョッキでしょう、今回使用しているのはUTCバイク用4サイクルオイル10W-40と、古河薬品工業オイルジョッキ 1Lになります。

軽く暖機運転後してからエンジンオイル注入口を開ける

いきなりドレンボルトを外すのではなく、1分~3分程度の暖機運転(アイドリング)してから、最初にエンジンオイル注入口を開けます。

最初にエンジンオイル注入口を開ける理由は、エンジンオイルを排出した後に注入口のキャップが固着して開かない、エンジンオイルが入れられない!なんて事態を防ぐためになります。

実際はエンジンオイル注入口のキャップが外れるかどうかの確認さえできればOKです。

車体底のドレンボルトを外し、エンジンオイルを排出

アクシスZのエンジンオイルドレンボルトは車体底の中央にあります。

ドレンボルトを緩める時はセンタースタンドを立てた方がやりやすく、エンジンオイルを抜く時はサイドスタンドのほうがやりやすいのがアクシスZの特徴。

ラチェットに12mmのソケットを装着してドレンボルトを緩めます。

指で回せる程度に緩まったらエンジンオイルが出るのに備えて廃油処理BOXやビニール、パンなどを準備します。

この時、初心者が最も注意すべきは排出されたエンジンオイルを撒き散らかさないようにすること!

万が一でも路上などに撒き散らかしてしまった場合は、キッチンペーパー等で拭き取り、パーツクリーナーを吹きかけて再びキッチンペーパーで拭き取る、これを繰り返して路上のエンジンオイルを除去しましょう。

放置は絶対に厳禁、その場所を自転車、車、バイクが通過した時のことを考えれば路上に撒き散らかしたエンジンオイルを放置するなどありえません。

作業をするにあたってどうしても不安な方は、大きいダンボール敷くなどの工夫をしましょう。

ドレンボルトをパーツクリーナーで洗浄

ドレンボルトの汚れはふき取るだけでOKです。それでも古いエンジンオイルが少しで付いているのが嫌な方はパーツクリーナーで洗浄するのもあり。

ドレンボルトを洗浄する主な理由は、工具で締める時になめないようにする理由がメインなので頭についたエンジンオイルを除去するような使い方が良いでしょう。

とはいってもパーツクリーナーを全体に吹きかけるので、組む前にはキッチンペーパーでよく拭き取り乾燥した状態にしておきます。

オイルストレーナー(茶こしフィルター)の洗浄

アクシスZにはオイルストレーナー(茶こしフィルター)があり、エンジンオイル交換の際に外して洗浄することでオイルストレーナーに溜まったクランクケース内の金属カスや汚れを綺麗にできます。

オイルストレーナーの位置はエンジンオイル注入口の反対側、使用するソケットは17mmになります。

ここを外してもエンジンオイルが出てきますので、外す前に受けを用意しておきましょう。

オイルストレーナーは3種類のパーツで構成、全てにパーツクリーナーを吹きかけて洗浄したいところですが、17mmのキャップはゴムのOリングが付いています。

ですのでOリングを外してからパーツクリーナーを吹きかけるか、吹かずにティッシュで汚れを拭きとるかのどちらかになります。

※一般的にブレーキクリーナー・パーツクリーナーは、ゴム部品、樹脂パーツ、塗装面を侵す性質があります。

バネ部と茶こしフィルターはパーツクリーナーをぶっかけてOK

エンジンオイルを入れる

アクシスZ(2022年式 SEJ6J)のエンジンオイル量は0.8L、これはサービスマニュアルに記載されている量です。

なのでオイルジョッキの目盛り0.8に合わせるのですが、注いだ後にオイルジョッキ内側にエンジンオイルがへばり付いてしまうので「微妙に多め」がおすすめです。

時間がかかってもいいからオイルジョッキ内にへばり付いたエンジンオイルが空になるまで待つ方はピッタリ0.8Lでいいかも。

アクシスZはエンジンオイル注入口が奥まっている

アクシスZはエンジンオイル注入口が奥まっているせいで、エンジンオイルが入れにくいバイクです。

これを解消するにはジョウゴを使う方法が一つと、オイルジョッキの先端が外せるタイプなら先にエンジンオイル注入口に差し込んでしまう方法があります。

ここまでくれば、あとはドレンボルトやオイルストレーナーのボルトが確実に締まっていることをチェックしてエンジンオイルを注ぎ込むだけです。

1L缶のエンジンオイルの場合は0.2L余ってしまうので、保存しておき0.8L溜まったら使う…といいたいところですが、次は違うメーカーのエンジンオイルを入れるかもしれない場合や、粘度を変更するかもしれないことを考えると廃油処理BOXに入れて捨ててしまった方がよいかもしれません。

最後にドレンボルト、オイルストレーナーのボルト、エンジンオイル注入口をチェック。排出したエンジンオイルが車体に付いていないか確認して終了です。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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