ヤマハが推奨するアクシスZのギヤオイル交換サイクルは、初回1000キロ、以降は1万キロ走行毎で、オイル容量は0.1Lになります。
アクシスZに入れるギヤオイルで確実なのが「ヤマハ ヤマルーブ ギヤオイル」、サービスマニュアルを見てもヤマルーブギヤオイルを推奨しています。
スクーターのギヤオイルについては、エンジンオイルを入れてしまう方が多いのも事実です。そればかりか新車から廃車までに一回もギヤオイルを交換していないスクーターも珍しくはありません。
そもそもアクシスZでは一回の交換で0.1Lしか使わないので、そのために1L缶のヤマルーブを購入すると10万キロ分もあるという…そこまでの走行距離になる前に買い替えや廃車になることを考えるとエンジンオイルでいいや…と考えるの無理はありません。
ですので「ヤマハ ヤマルーブ ギヤオイル」を購入してしまったらエンジンオイル交換毎に一緒に変えるぐらいしないと一台のスクーターで使い切れないかもしれません。
アクシスZのギヤオイル交換手順
アクシスZ(2022年式 SEJ6J)のギヤオイルを交換するにあたって、必要なもの・あると便利なものが以下の内容です。
- ギヤオイル、またはエンジンオイル
- ジョウゴ、またはオイルジョッキ
- 工具(必須)
- 廃油処理BOX
- パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)
ヤマルーブギヤオイルは、エンジンオイルとは違った、すこしトゲのある焦げた感じの臭いがします。ですので中古スクーターを購入した場合のギヤオイルを交換する際は、抜いたギヤオイルの臭いと嗅ぎ比べてみましょう。
ギヤオイル注入口を先に開ける
いきなりギヤオイルのドレンボルトを外すのではなく、先にギヤオイル注入口のキャップを外しましょう。理由は先にドレンを外してしまうと、ギヤオイル注入口が固着して外れない場合に注入できなくなってしまう可能性があるため。
上画像の赤丸部分がギヤオイル注入口、硬い場合はペンチ等でつまみグイっと回しましょう。
ギヤオイル排出のドレンボルトが下画像の赤丸部になります。
このボルトを緩めた時点でギヤオイルが垂れてきますので、受け皿等を用意しましょう。
またギヤオイルがタイヤに付着しないようにするためにキッチンペーパー等を用意して備えておくことも重要です。
0.1Lしか入っていないので直ぐ抜ける
ギヤオイルは0.1Lしか入っていないのですぐに抜け終わります。
このアクシスZは初回1000キロ~17000キロまで一度も交換したことが無い車両ですが、排出されたギヤオイルはまだまだ使えそうな…全然汚れていませんし、金属スラッジが出ている感じもありませんでした。
17000キロ走行でこの程度なら、エンジンオイル交換の時に余ったエンジンオイルを入れちゃっても良いかな…なんて思うところ。
ちゃんとしたい方はヤマルーブギヤオイルをどうぞ。
コメント