アクシスZ(2022年式 SEJ6J・BJH1・LTS125)のクラッチアウターを交換しました。
交換したクラッチアウターはのパーツでアクシスZ SEJ6Jのクラッチハウジングコンプリート(ヤマハ品番:E6611-00)と互換性があるということになっている高品質のクラッチアウターです。
クラッチアウターを交換した理由は、クラッチユニットを交換しても駆動系が熱くなるとジャダーが発生するようになったため、スクーターなので遠心クラッチだけど熱ダレのような症状となり、冷えるとジャダーが発生しないといった感じでした。
5万キロを超えたアクシスZのジャダーに悩み始めてから部品を清掃したりペーパーをかけたり交換したりと色々やってみたものの、結局はクラッチアウターを交換してしまえばよくね?といった結論になります。
アクシスZの出どころ不明なクラッチアウター

購入したクラッチアウターは出どころ不明、台湾製のものでネットで6400円でうられているものです。
ヤマハ純正パーツでは「BKC-E6611-00 クラツチハウジングコンプリート」となり税込8,899円、先に結論をいっておくとクラッチアウターは純正パーツのほうがよいと思います。

開封するとザラっとした肌触り、とくにどうこうあるわけでもない普通のクラッチアウターでカスタムパーツ感は全くなし!

計ってないけど軽量タイプではなさそう。
単純にアクシスZとジョグ125のクラッチアウターと互換性がある製品ということなのでしょう。
見た感じは使えればイイやって感じであり、加速がよくなるとかの要素を全く感じられません。
ノーマル純正クラッチアウターとの比較

外したノーマル純正クラッチアウターと比べてみるとかなり形状が異なっています。
製品の質としては純正品のほうが上。

ひっくり返すと台湾互換品は側がなんだか盛り上がっているというか…
そもそも太さが少し違うけど大丈夫なの?って思ってしまう…

熱ダレジャダーをおこしている純正クラッチ
脱脂丸洗いしたりペーパーかけたり…で誤魔化しながら使っていた純正クラッチアウターのミート部を見ると、ツルツルでありながらもチョットした傷があったりする状態となっています。

純正のクラッチ板があまり減っている感じに見えない、というかまだまだ余裕で使えるところから考えると、アクシスZはクラッチアウターのほうが消耗する駆動系なのかもしれませんね。
ちゃんと使えるが精度がいまいち
台湾製のよくわからないクラッチアウターを装着し、回してみると若干歪んでいる感じが否めません。
純正品のように正確に回る感じに見えないので「これで大丈夫か?」「ギヤのドライブシャフト曲がらないか?」なんて不安いっぱいでエンジンかけてみると、普通にクラッチミートして使える感じ。

交換後、不安ながらも100キロほど走行してもても異音や不具合もなく、フツーにスムーズにクラッチミートして加速してゆきます。そして熱ダレジャダーの発生も全くありません。
ということで台湾製の出どころ不明なクラッチアウターはアクシスZ(2022年式 SEJ6J・BJH1・LTS125)で使えるということになってしまうのですが、取り付け時に後輪を手で回して回転させた時の若干な歪みを見ているのでオススメとは言い切れない部品。
純正品との価格差は2500円ぐらいなので、あとは購入者の判断といったところでしょう。


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