初心者向けBW’S125cc駆動系の交換方法を分かりやすく解説

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駆動系部品の交換時期は走行距離や走り方で大きく変わります。

駆動系カスタムをする人は駆動系部品の交換を頻繁に行うので作業時間も30分以内で終わる人が殆どだと思います。その30分の作業時間も部品交換自体はすぐに終わるので部品の清掃に時間をかける人が多いはずです。

この記事は上記に当てはまらない初心者や初めて駆動系を交換する人、やってみたい人向けの記事になります。

ちなみに駆動系部品の交換時期は壊れるまで… と言いたいところですが、通勤通学で快適に乗ることを考えると5000キロ走行毎にチェック、10000キロ走行で色々交換ぐらいの感覚でいると長く乗れます。

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BW’S125の駆動系はシグナスXとほとんど同じ

シグナスXの駆動系交換動画や画像を見ればBW’S125にも当てはまると思って間違いありません。

ただ、そうは言っても初めてBW’S125の駆動系に挑戦する人は不安だと思うし、自分と同じものを見ながらやりたいはずなので私のBW’S駆動系を参考にどうぞ。

まず始めに駆動系ケースを保護する樹脂カバーを外します。

スクーターカスタムの世界ではこの樹脂カバーを常時外してプロ感を出したり、メッキ処理を施したカバーに交換してお洒落感を出したりします。

樹脂カバーは+ドライバーのみで外せるので敷居が低い作業です。

ここからの作業が初めての人には緊張する内容でしょう、でもやる事はそれほど多くないので工具さえ揃っていれば誰でもできます。

ラチェットにソケットをつけてボルトを全部外しましょう。

但し、BW’S125の駆動系金属カバーは中央に一箇所だけ細いエクステンションバー(延長棒)を必要とする8mmボルトがあります。

通常のエクステンションバーでは太くて入らない場合が多いので駆動系カバー取り外し用に一本だけ長い8mmを用意しておかないと厳しいものがあります。

私の場合はこの中央8mmだけ常に外した状態です。私もBW’S125の駆動系カバーを始めて外す際にはこの中央8mmに気がつかなく、かなりの時間がかかりました。

最初は駆動系金属カバーが外れにくいと思います。

ガスケットの固着などで外れにくい原因が沢山あるので、左右前後に力を加えながら外します。ここで中央8mmボルトを外し忘れていると絶対に駆動系金属カバーは外れません。

駆動系部品の取り外しは専用工具が必要

駆動系部品を外すにはプーリーロックレンチとローターホールディングツールといった専用工具が必要になります。こちらのページを参考にどうぞ。

こういった専用工具が無い場合は駆動系の作業は不可能なので揃えておきましょう。

上記画像がプーリー側を外す専用工具の使い方です。

プーリーロックレンチでクランクの空回りを止めながらラチェットを使ってナットを外すというやり方になります。

こちらはクラッチ側を外す専用工具の使い方。

ローターホールディングツールを使いクラッチアウターと地面で車体と後輪を固定し、ボルトを外します。

ちなみにクラッチ側のボルトは工場出荷状態のままの場合はそうとう硬いと思って下さい。

とくに台湾製のスクーターは工場組み立ての際に締め付けトルクが異常なほどかかている場合が多いです。

このクラッチ側ナットが外れない場合は、ラチェットに鉄パイプを繋げてテコの原理で緩めるか、電動インパクトドライバーを使用しましょう。

ウェイトローラーの状態は必ずチェックすること

駆動系の部品を外した場合は必ずウェイトローラーのチェックを行いましょう。なぜならウェイトローラーは消耗品であり、かならず削れる部品です。

こちらがプーリー内のウェイトローラーです。

初めて駆動系部品の交換を行う人はこのウェイトローラーへのアクセスが目標だと思います、私も初めてスクーターの駆動系に手を出した時はウェイトローラー交換が第一目標でした。

またウェイトローラーの交換は慣れてしまえば何てこと無い作業ですが、知らない人からすれば「改造できる凄い人」といった評価があります。

そして初めてウェイトローラーの交換に成功した時の達成感がかなりのものがあり、自信もつきます。

こちらが今回交換する磨耗ウェイトローラーですが、カスタムパーツなので丸い形であありません。

通常は丸い形です、こちらの記事も参考になります。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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