バイクのブレーキフルード(ブレーキ液)を塗装面にこぼして放置すると被膜が剥がれる感じに

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バイク、原付スクーターなどを自分で整備する人はブレーキフルードの扱い方は分かっていると思います。

一般的にブレーキフルードを塗装した部分に付けてしまうと塗装を痛めてしまうので塗装面には絶対にブレーキフルードをこぼさない事、こぼしてしまった場合はきっちり取り除くという事です。

じゃあ例えばこぼしてしまったブレーキフルードを放置するとどうなっちゃうのか?

これからバイクやスクーターのメンテナンスを自分で行おうと考えてる初心者の方はこうならないように注意しましょうという記事になります。

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ブレーキマスターの扱いは慎重に

ブレーキフルードを交換したり継ぎ足しする時にはブレーキマスターの蓋を開ける必要があります。ブレーキマスターとはこの部分

この黒いタンクの中にブレーキフルードが入っています。

では蓋を開けてみましょう、形状は色々あるのですがどれも構造はどれも同じです。

ちゃんとブレーキフルードが入っていますね、もし入っていなかったり量が少ない場合はブレーキパッドがそれだけ減っているという事になります。

そして蓋を外した時点で蓋にへばり付いたブレーキフルードが垂れると思ってください。

そんな訳でブレーキフルード関係の扱いは常に雑巾的なものを構えながら作業するという事を初心者は覚えておきましょう。

そのまま蓋を閉じるだけでブレーキフルードが滲む場合あり

ブレーキフルードの量にもよりますが、ゴムパッキンにブレーキフルードが沢山へばりついています。

そのままフタを閉じるだけでブレーキフルードが滲む場合あり。

img_1608

これぐらいの状態は通常なので焦る必要はありません、きれいにふき取れば良いだけ。

私は横着な人間なのでふき取りもしないで水をぶっ掛けて終わり(非推奨)

問題はブレーキフルードをハンドル周りに溢しちゃって、更に水ぶっかけを忘れて放置した場合です。

皮膜が剥がれる感じになる

ブレーキフルードを溢してそのまま放置するとこういう感じになるので注意しましょうという画像がこちら。

一般的に言われる「塗装が剥がれる」とはちょっと違う感じで、皮膜が剥がれて塗装が変色するような雰囲気になりました。

大きな画像でも確認してみましょう。

つや消しのような雰囲気に仕上がってます。

このような状態になってしまったら新たに塗装をし直すしか方法はありませんね、ハンドルバーごと交換したほうが多分早いです。

無塗装パーツはあまり変化なし

もともとボロい私のBW’S125、ハンドルポストにブレーキフルードをこぼしたまま放置した結果樹脂パーツはあまり変化なし、合金パーツは変化ありません。

ここら辺一体にぶちまけて放置してしまったわりにはダメージが少ないですね。

合金部分の拡大写真も見てみましょう。

きっとダメージはあるんでしょうけど見た目じゃ分かりません。

それよりもハンドルバーの塗装が剥げてしまい、サビが発生している事に気がつくことに。

ブレーキフルードの取り扱い、こぼして放置してこんな状態になりたくなければブレーキフルードの取り扱いは慎重にやるべき。

常に拭き取るものをとれる状態での作業を心がけましょう。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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