原付スクーターの白くなった樹脂カウルを復活する方法

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スクーターの黒い樹脂カウルは無塗装のため、日焼けで白く劣化します。

経年劣化前に樹脂保護ケミカルで定期的にメンテナンスを行えばある程度は白劣化を防げますが、白劣化し始めてから何とかしたい人が多いと思います。

また売却する時なども査定を少しでもよくしたいですから、白劣化を黒くしましょう。

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コーティング剤でも良いけど…

私もバイク暦が長いので、沢山の白焼け劣化対策を行ってきました。

主に白やけ劣化部に塗って保護するもので、そういった商品は沢山販売されており、私も沢山買ってきました。

しかしどれも一定の効果はあるものの、定期的なメンテナンスを怠るとすぐに白焼け劣化が目立ちます。はっきり言って、白焼け劣化を完全に防ぐコーティング剤は存在しないのではないだろうか?と思えるぐらいです。

そこで白焼け劣化カウルを元に戻すのではなく、塗装による復活と考え方を変えました。

では塗装した樹脂カウルと白焼け部を比べてみましょう。

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拡大と全体を比べたものです。白焼け部との違がおわかりでしょうか?

塗装ならば3年間ノーメンテナンス

上記画像の樹脂パーツ、実は塗装から三年経過しているものです。その間はノーメンテナンスで、文字通り塗装しただけです。

他の画像で比べてみると…

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ウィンカーは無塗装で白焼けがピークに達しています。スピードメーターは塗装しているのできれいな状態です。

更に分かりやすく全体画像で確認をしてみましょう。

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白焼け劣化と塗装の違いがはっきりとわかります。塗装部で多少剥げている箇所もありますが、三年間ノーメンテナンスに加えて足のせる場所と考えればこの耐久力は素晴らしい評価を与えても良いと思います。

樹脂保護ケミカルを一度塗って、3年間ノーメンテナンスで上記画像のような状態はまず不可能でしょう。カバーをかけて室内保存しない限り無理だと思います。

つやなし水性スプレーで塗りました

私が使用したスプレーがこちらです、ホームセンターの建材用コーナーで購入しました。

これはバイク用ではなく、鉄柵やコンクリートなどといった家の外装部で使われるスプレーです。

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購入する際、店員さんに「バイクで使えますか?」のような質問はやめましょう。店員さんはそのような質問をされても「分かりません」としか答えられません。

…実は私もこのスプレーに辿り着くまでには色々と試しました。

汚れやすい駆動系樹脂カバーで塗り、イマイチならばヤスリでそぎ落として再び塗りの繰り返しです。10種類ほど試して一番良かったのがニッペホームペイントなので、参考になると思います。

5年間以上の雨ざらしスクーターでこの状態は良い

マスキングや取り外しが面倒なので足元やフロント部の塗装はしていません。

外しやすい箇所を一つずつ外してダンボール箱内でスプレー塗装しました。5年以上も雨ざらし、ほとんど洗車無しでこの樹脂状態は良いでしょう。

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白焼け劣化してから樹脂パーツコーティング剤等を塗ってもココまでは無理だと思います。やはり塗装以外の方法はありません。

大きなダンボール箱があれば初心者でもきれいに自家塗装

塗装となると、どうしても難しい・失敗するかもといったことから初心者でなくても敬遠しがちですが、樹脂パーツの場合は初心者でも簡単に塗装可能です(ただし黒色のみ)

私は塗料の食い付きを良くするサーフェイサーは使用していません。部品を外してダンボール箱に入れて、箱の中でスプレーするだけです。それもかなりアバウトに。

ポイントはダンボールの四方にスプレーと手が入る穴をあけ、そこから部品に触れないように感覚でスプレーすると上手く行きます。

本来は見える状態でのスプレーが良いですか、大気中のチリや虫、近隣への配慮など場所の問題があるので私は自宅でダンボールを使い塗装しました。

樹脂カウルの白焼け劣化が気になる方は塗装による解決が最も効果がありますよ。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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