ノーマル原付スクーターのエアフィルターは耐久性などを考慮してでしょう、かなり厚みのあるしっかりとしたフィルターになります。
このフィルターを薄いタイプに変更するとアクセルレスポンスが良くなるのでお勧めのカスタムになります。
デメリットとしては耐久性を考慮しないフィルター装着になるので定期的なメンテナンスが必要になるといったところでしょう。ただメンテナンス自体はとても簡単、初心者でも可能です。
私の改造法はノーマル加工になるので、フィルターは自分の好きな物でどうぞ。
エアクリーナーBOXからエアフィルターを外す
スクーターより構造は異なりますが、大体どれも似たような形と構造になります。ドライバー一本で外せるので5分もかからない作業でしょう。私のBW’s125を参考にどうぞ。
たったこれだけでエアフィルターにアクセスできます。カバーをはずすだけ。
私のフィルター、かなり汚れていますね… それもそのはず、5年間の間に一度清掃しただけです。裏側はステンレスにパンチングしてあります。
ばらせない構造
エアフィルターをアッセンブリーで販売するためでしょうか。ドライバーで外せる構造ではなく、四隅を樹脂で固めてある構造になっています。
カッターでもペンチでも良いので、もぎとってしまいましょう。
これでパンチングメッシュの蓋が外せました。
次にフィルターを取るのですが、やはりアッセンブリーパーツです… 接着剤で固めてあり、とても外せる状態ではありません。どうやっても新しいフィルター本体を買わせる気まんまんですね。
しかしこんな事でめげる私ではありませんよ。
フィルターをむしり取る
非常に気に入らない構造なのでフィルターをむしり取りました。
細かい部分も除去したかったのですが、接着剤が強固についているので諦める事に。たわしで磨いて終了とします。
あとは好きなフィルターを設置します。
風邪用マスクの袋をフィルターに…
今回使用するフィルターがこちらになります。
これは風邪のマスクが入っている袋で、フィルターと名の付く物ではありません。
スーパーの刺身パックについてるスポンジを付ける予定でしたが大きさが会わなかったので、フィルターの代わりになりそうな物を適当に選んだだけです…
エアコン本体に被せるフィルターがベストではないかと思います。
パンチングメッシュに挟んで木ネジで四隅を固定、これでフィルター交換の再にアッセンブリーで買わなくて済みますね、とても経済的で、本当の意味でのecoと呼べる改造です。
車体に取り付けで試走したところレスポンス性はUPしており、満足の改造になりました。
またノーマルに比べるとフィルターは極薄ですからエア吸入量も大幅に上がったのでしょう、吸気音が少し高音になりました。
ただエアクリーナーBOXをつけているのでキャブレターやスロットルボディ直付けパワーフィルターのようなうるさい音にはなりません。
ノーマル加工では物足りない方はこちらのシグナスXでどうぞ。
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