ターボ・スーパーチャージャーなどの自動車用のブーストメーターをスクーターに付けてみました。
今回装着するブーストメーターはオートゲージ製のものになります。自動車用のブーストメーターですが、スクーターでも接続可能です。
初心者でも簡単に出来て、キャブレター、エンジンの調子がわかる目安になると思います。またメーター周辺もレーサーのような雰囲気になるのでお勧めのカスタムです。
圧を測定するための透明チューブと三又ジョイントが同梱されています。
実際に手に取るまでは不安でしたが、箱を空けて中の部品や構造を確認するとこれなら簡単にイケる!と確信しました。さっそくシグナスxに装着しましょう。
マニホールド~AISの間から圧を測定する
圧を測定する場所によって数値が変わりますが、過給機を付ける予定の人はブローオフバルブの事を考えてキャブレターまたはスロットルボディからエアクリーナーの間が良いと思います。
3又ジョイントを利用して圧を分岐させます。
AISのような還元装置を介さない場合はインテークマニホールドに直接接続でも大丈夫です。
インジェクション車両などインテークマニホールドに穴が無い車両の場合は自分で穴を空けて接続するか、スロットルボディ~エアクリーナーBOX間のゴムホースに穴を開けて接続する方法もあります。
しかしNAではスロットルボディ~エアクリーナーBOX間の接続ではブローオフ時の負圧が計測できません。NA車両に必要のないブーストメーターを接続するわけですから、これは仕方がありません。
接続が完了したらエンジンをキックでかけてみて下さい。キックがおりる時にブーストメーターが-2圧ぐらいかかります。アイドリングで0~-2圧の間を指します。
あとはブーストメーターを固定して、照明電源をとれば完了です。
ちなみにこのブーストメーターは自動車専用なので、全く防水してません。
メーターの裏側全体がマイナス端子なのでビニールテープでグルグル巻きにして防水&絶縁してみました。
メーター裏側から出ているコードは、照明用の+電源になります。
これで装着完成です。上がスピード、真ん中がタコ・&油温、左がブースト、右が燃料です。
圧力数値は加速、マッタリ走行では0圧、ブローオフで-6圧、アイドリングで-2~0圧でした。
キャブレター車両では簡単に接続でき、面白い動きをするのでお勧めのカスタムです。インジェクション車両の場合は、まずインテークマニホールドとスロットルボディを確認しましょう。
負圧が発生している場所があれば接続できます。
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