最近の原付スクーターの計測器にはインジェクションランプやタコメーターが標準装備されているものが多く、普通に使用する分には十分な機能が備わっています。
それ以外の計測器といえば油圧、油温、水温、電圧、エアフロなどがあり、これらの計測器は原付スクーターの場合カスタム車両でない限りそれほど重要性のあるものではありません。
私のBW’SにはシグナスX時代から使っているアクティブのデジタルモニターを装着しています。
このデジタルモニターの中で扱いに注意が必要なのが油温計測の為にドレンボルトに装着するセンサーです。
これは丁寧に扱わないとセンサーボルトが破損するという、またしても破壊系の記事です。
アクティブデジタルモニター
油温、油圧、回転数、電圧が一画面でコンパクトに表示される優れものです。付属機能としてLED色変更、シフトインジケーター機能(任意の回転数でLEDフラッシュ)、ワーニング機能(任意の回転数や油温でLED赤フラッシュ)といったものがあります。
上の画像がアクティブのデジタルモニター、5年以上使っており少々古いタイプですが機能に満足しているのでこれで十分です。
油圧が LO となっているのは油圧センサーを取り付けていないからです。現在のBW’Sは、激しいエンジン改造を行っていないので油圧計測しておりません… というより125ccの原付スクーターに油圧計は必要ないと思います。
エンジンオイルドレンボルト
画像が少々見ずらいですが、私が指でつまんでいるコードが油音センサーのコードになり、その奥がエンジンオイルドレンボルトに装着された油温センサーボルトになります。
このような油温センサーを装着する場合は、車両に合わせた径の専用部品になり、エンジンオイルドレンボルトにセンサーボルトを装着するといった方法が一般的です。
そしてこの油温センサーボルト、これが以外に耐久性がない部品なので締め込みトルクを強くかけすぎると破壊してしまうという…
一度装着したらそのままが良い
二度の破損経験により、油温センサーボルトは内部にセンサーが組み込まれているボルトなので厚みが少ないということが分かりました。
これが破損した油温センサーボルトです
エンジンオイルドレンボルト内に破損した油温センサーボルトが残っています。
壊れ方はガラスが割れるような感触「パリンッ」といった感触で、ボルトが折れるというより割れるような感触です。
こうなると修理する方法が無いので新しい部品を買うしかありません。
このような理由により油温センサーボルトを装着したら外さずに付けっぱなしが良いです。
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