クランクケース内の圧力をワンウェイバルブでコントロールするといったカスタムが一時期バイクで流行しました。当時私もやってみようとしましたが、市販されているものは高価です。
という事でネットでし安上がりな方法を検索し、私も自作しました。
内圧コントロールワンウェイバルブを装着することによりエンジン挙動の変化はありましたが、それが良いか悪いかの判断が分からないので直ぐに取り外したという経緯になります。
ホームセンターの水道管コーナーに部品が売っていますので、立ち寄った際に購入してみてはいかがでしょう。
部品代は500円ぐらい
ゴルフで使うティーと水道の接続部品のみで作れます。一つの部品が100円ぐらいなので、合いそうな物を適当に買いました。
このような部品でワンウェイバルブを作製しますが、ブリーザーホースの接続部品として多様するとスチームパンクのような雰囲気になります。私としてはそういった使い方のほうが面白いと思います。
ティーを加工
棒やすりでこのような形に削ってゆきます。あまり削りすぎるとワンウェイにならないので現物合わせで削ってゆきましょう。
縦に2~4箇所で溝を掘ります。これが内圧排出溝になります。
色々試した結果では三ヶ所の溝が最も効率が良さそうでした。
現物合わせ
ワンウェイバルブの本体となる水道管部品にティーを入れます。スムーズに作動するように現物で合わせていきます。棒やすりで微調整しましょう。
形になったら息を吸ったり吐いたりして、ワンウェイバルブの動きを確認します。
隙間があったりティーの動きが悪い場合は作り直しです… まあ一つ作るのに5分もかかりませんから初心者でも簡単にできますね。
このような形で完成になります。
接続場所は、クランクケース内部に通ずるどこかの穴になります。簡単な場所で言えばエンジンオイルの注ぎ口をブリーザーホースが接続できるタイプへ変更して、そこに接続… でもここはあまりお勧めしません。
といいつつも、この場所が最も変化を感じられる場所だったりします…
普通にやるのであれば、エンジンオイル注ぎ口ではなく、ブローバイガスホースへの接続です。
上記画像の赤丸部がブローバイガスの出口になります。ここからでるブリーザーホースはAISに接続され、エアクリーナーBOXに繋がります。
私の自作部品のみではここには接続できません。
ここに接続する為には追加の接続部品を用意する必要があります… とはいっても100円以下の部品で、水道コーナーに売っていますからホームセンターで組み合わせて購入しておけば間違いないです。
余談ですが、ブリーザーホースもホームセンターで購入したほうが安い場合があります。
大抵はバイク用となっていませんので、耐熱、耐油、耐圧、耐燃など用途に合わせたものを選べばかなり安く仕上げることがあります。
作動音は「カタカタ」
エンジンをかければカタカタとティーが上下運動する音が聞こえます。カタカタ音がするという事はワンウェイ構造がうまく作動している証ですね。
そして乗り心地にも変化をもたらします…
が、はたしてそれがエンジンに良いか悪いかもよく分かりませんし、ワンウェイバルブをつけたから速くなるという雰囲気ではありませんでした。
もしかすると、私のような自作品ではなく、それなり品質でそれなりの価格の品物であれば効果は凄いのかもしれません。
私は貧乏人ですから、そういった高価な品物は買えません。
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