15分で終わる原付スクーターのギヤオイル交換方法

本ページはプロモーションが含まれています

CVT driving system
スポンサーリンク

製造メーカーや車種によって扱いや交換時期が異なるギヤオイル、メンテナンスを自分でやる人も忘れがちなオイルです。

初心者や自分でメンテナンスをしない人はスクーターにおけるギヤオイルの存在さえ知らない場合が多いのが現状でしょう。

私のブログを覗いてしまったからには交換せざるを得ません…

というのは冗談で、乗り出しからギヤオイルの交換を一度も行うことなく寿命を迎えるスクーターやバイクも多いのでは?と思います。

逆を言えば交換しなくても良さそうな感じのギヤオイル、交換しないとどうなるのか不明な部分もあります。ただ、ギヤオイルの交換をせずに走り続けるスクーターはメンテナンスをされていない車両ともいえるので、ウェイトローラー消耗による性能ダウンやVベルト破損などの状況になった場合に寿命を終えるスクーターであろうと寂しく考えています。

注意:私はヤマハ社スクーターのギヤオイルしか知りません。でも大体どこも似たような構造だったりします。

スポンサーリンク

15分で終わるギヤオイル交換

エンジンオイル交換よりも簡単で、ちょっとした工具さえあれば直ぐに終わります。

まずはギヤオイルのキャップを外しましょう、ペンチで掴んで回すだけ。ものすごく硬い場合もありますので、ヤバイな…と思ったらkure556を染み込ませてから再度チャレンジです。

赤丸部がキャップになります。プラスチック製なので最悪折れたとしても電動ドリルでさらってしまえます。まあよほどの固着でないかぎり折れません。

キャップを外したらドレンボルトを外してギヤオイルを抜きます。ドレンボルトはキャップの下部にあります。

この赤丸部がドレンボルトです。

外せばキヤオイルが出てきますが、エンジンオイルのような量ではありません。125ccのスクーターでは100cc~150ccの範囲でギヤオイルが出てくるはずです。この辺は車両によって異なるのでサービスマニュアルを参照して下さい。

ギヤオイルが排出されたら規定量の新しいギヤオイルを注いで終了。ここで乗り心地の変化を言いたいところですが、私には変化を感じられません。十年単位で放置された車両なら体感できるかもしれませんね。

さて、ここからがギヤオイルについての本命です…

専用ギヤオイルではなく、エンジンオイルを入れてもいいの?

現在の私はヤマハ純正のギヤオイルを入れてます…

が、私のブログを見て頂いた人なら私のやった事は大体想像できるでしょう。

勿論エンジンオイルも入れました。それも初心者の頃はギヤオイルの量など気にせず、エンジンオイルやギヤオイルをたっぷりと入れたり。

え?入れた量が知りたいですか?

規定量は130cc前後でしたが、300cc~500ccは入れたように記憶しています。正確には適当に注いでいたらエンジンオイル1リットル缶半分ぐらいが入ったという事です。

ギヤオイルも小量だけいれてみたりとメンテナンスとはかけ離れた行為です。

広告


300cc~500cc入れるとどうなるのか?

結論からいえば変化を感じられませんでした。これは純正ギヤオイル、エンジンオイルの両方です。

オイルの質や量を変えると速くなるかも?といった根拠のない期待により、何も考えずにに通勤で走行しながら休みの日に種類や量を変えていました。そしてある日、ネットで集まるミーティングでこのことを話すと「やめておいたほうが良い」というアドバイス。

止めておけとは言われたものの、既にそこそこの距離をいい加減なギヤオイル量で走行しています。当時通勤で往復40キロの距離でしたので、いい加減なギヤオイルで2000キロは走行していたかもしれません。…もはや走行距離は不明です。

それと同時にギヤオイルの交換目安は3000キロから5000キロという事も知ります。

その日は帰宅後すぐにギヤオイルを抜き、規定量の純正ギヤオイルを入れました。

抜いたギヤオイル?は私がエンジンオイルとギヤオイルをいい加減な分量で混ぜたものだったのでしょう、汚れているのか何か異変が起きているのかさえ分からないオイルでした。

これで話はお終いです…

そう、結論から述べたように、変化がありませんでした。

もしかすると私は運が良かっただけで、運が悪ければギヤの歯が欠けたりベアリング破損していたかもしれませんね。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

市具 成夫をフォローする
CVT driving system
スポンサーリンク
シェアする

コメント