原付スクーターにCVK 32Φ キャブレターを強引に設置する方法、ベークライトや二次エア対策を忘れずに!

本ページはプロモーションが含まれています

Intake system
スポンサーリンク

Part 1 の続きです。

画像で簡単にキャブレターの説明をします。

part1はこちら

スポンサーリンク

ベークライトの枚数を決める

キャブレターのチェックが終わったらノーマルキャブレターを外してベークライトの枚数を決定します。スクーターの場合はシート下にトランクルームがあります。キャブレター本体が他所に当たらないように高さを調節しましょう。

上記画像はシグナスXのノーマルのキャブレターになります。初心者はどのホースがどこに繋がっているかを把握してからホースを外しましょう。分からなくなると後で困るので写真をとっておいたほうが良いですね。

二次エアに注意

ベークライトへのOリング装着を忘れないように。

Oリングを付け忘れると隙間から二次エアを吸い込んでしまい、場合によってはまともに走らないケースもあります。

Oリングが付いているのにここから二次エアを吸っている場合はOリング取り外してベークライトを液体ガスケットで固めるという方法もあります。こちらのほうが簡単かもしれません。

簡単な二次エアチェック法はバイクのエンジンがかかった状態で二次エアを吸い込んでいる可能性が高い場所にパーツクリーナーを少し噴射します。

その際にエンジン音が変わったり、エンジンストールするようであればビンゴです。

残りは各種ホースを接続して完成

シグナスXにこのタイプのキャブを付ける場合は、負圧はマニホールドからとっているのでキャブの負圧は必要ありません。何かで塞いで下さい。

キャブレターの交換よりもセッティングのほうが大変です。とくに専用設計ではないキャブレター装着は何のデータも無いので自分でこつこつと合わせるしかありません。

最初はノーマルキャブと同じ番手のジェットで試しながら究めましょう。

エアフロ計がない場合はプラグの焼け具合を見ながら調整します。一般的にはキツネ色が良いとされていて、プラグが白い場合は燃調が薄いことになります。

しかしインジェクション車両ではプラグの焼け具合での判断が当てはまらない場合もあるので、こういったカスタムは現物合わせが一番ですね。私としては少し薄いぐらいがパワーが出るので好きですが、安全性では少し濃いぐらいが良いでしょう。

パンパン鳴るバイク

マフラーから「パンパン」といった爆発音を奏でながら走行するバイクを見かけませんか?

あのパンパン音はアフターファイヤーといって、燃調が合ってない場合に発生する症状が多く、エンジンにとって良いものではありません。抜けの良いマフラーに交換すると症状が発生するパターンが多く、放置しながら走行していると最悪は不動車になります。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

市具 成夫をフォローする
Intake system
スポンサーリンク
シェアする

コメント

  1. ナチュラル より:

    シグナスX3型のインジェクション車ですが、そもそもインジェクション車のキャブ化って可能ですか。FCRかTMRで装着できそうなのを物色してるんですが…。
    ダンドラorホリゾン等の贅沢はいいません!なんとかキャブ化できないものでしょうか。

    • 市具 成夫 shiguo より:

      インジェクションをキャブ化となると電気系を全て変えないと…ってことになりかなり面倒でしょう。
      不動車のキャブシャを激安で手に入れて部品を取るしかないと思います。

      それかキャブ車のエンジン一式とハーネス系をヤフオクなんかで入手して載せ替えちゃうとか。
      FCR、TMR、どちらも興奮する加速ですよ~!