車の免許で乗れる三人乗り電動トライク「ラヴィータ」の魅力とは?実車試乗レビュー!

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EV scooter
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次世代モビリティとして電動キックボードや電動バイクが注目される中、軽自動車よりも安くコンパクトでランニングコストの安さが魅力の電動トライク(EVトライク)がじわじわと脚光を浴び始めています。

自動車と同等まではないものの、屋根がついて3人乗れる、ちょっとした買い物やお出かけ、子供の送り迎え、イベントやカスタム車両に…として注目される電動トライク、新車価格574000円~で発売されている株式会社アクセルのラヴィータ(LAVITA)を試乗してきました。

屋根付き3人乗り電動トライクの存在はまだ珍しく走行するだけで注目の的、軽やかな走り出しと電動を感じさせないトルク感、バイクと車の中間な走りが想像以上に面白く、カスタムベースとしてもグッド!

ラヴィータにはこれまでにない「俺の城」っぽさを感じさせる、楽しすぎる未来が詰まっていました。

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三輪電動トライク「ラヴィータ」LAVITA

前1輪、後ろ2輪の合計3輪構造の電動トライクラヴィータ(LAVITA)とはバイクと自動車の中間に位置するような乗り物です(運転した感覚はバギーに近い)

東南アジアの三輪タクシーに似た形状から「電動トゥクトゥク」「EVトゥクトゥク」なんて表現されることもあります。

電動トライクラヴィータ,LAVITA

これまでにもエンジンの原付2種(125cc)を改造した3輪トライクは都内でそれなりに見かけていましたが、ベースとなる車体に125ccの原付2種スクーターが多く二人乗りまでが限界でした。

しかしラヴィータは後部座席を設けることで前半分がバイク、後ろ半分が自動車のようなユニークな構造により3輪でも抜群の安定性があります(バイク感覚で車体を傾ける必要なし)

ハッキリ言って運転は超簡単です。

大人二人でも軽やかな走り出しとトルク感

電動トライクラヴィータ

屋根付き3輪の電動トライクで気なるところはトルク感でしょう。内燃機関エンジンと比べてどれぐらいにトルク感があるか?です。

電動なのでエンジンと同じく〇〇kgf/〇〇rpmと数値化が出来なく、数値は定格出力2000W、最大出力4000Wといった表示です。

でもワット数で表示されてもトルクと馬力感がさっぱり分からないのが本音。約15°の急坂を登れるとはいっても感覚がつかめないでしょう。

私が実際に試乗したして感じたトルク感は、私+成人男性で推定体重120~140kgでしょうか、この状態で4サイクルの50ccスクーターに劣る感じのトルク感。

馬力についての表現が難しく、例えば時速20キロから時速30キロまでフルスロットルにしても50ccスクーターに劣る感じ。アクセルワークに対して常に一定のトルク感が常にあるイメージが近いでしょう、電車の加速や電動アシスト自転車の加速に近いイメージです。

バイク・車のようにエンジンの回転数によりグイグイくる感じではありません。

常に一定のトルク感があるイメージなので大人二人でも余裕!

最高時速について

ラヴィータの最高速度は42km/hでイマイチ?と感じる人もいるかもしれまんが、実際に運転して感じた車体の剛性やサスの跳ね具合、後部座席に人が乗ることを考えるとこれぐらいが丁度よいのでは?と思えます。

60km/h近く出るようにすると、ラヴィータの車体ではフレームや足回りの大幅な見直しが必要になるように思えてなりません。

後部座席に大人二人はキツイ、ちょっとの距離なら問題なし

ラヴィータの魅力である後部座席、これは身長178cm体重73キロの私が一人で座る分には問題ないスペースですが、私と同じような体格体重の男性と二人で乗るには狭いスペースです。

電動トライクラヴィータ,後部座席
  • 後部座席のシートベルトはオプション¥13,750(税込)
  • ビニールの後部レインカバーもオプション¥40,000(税込)

㈱アクセスの担当さん曰く、レインカバーのオプションを付ける方が多いそうです。

パパが運転、後部座席はママと小学校5年生ぐらいの子供までといった広さでしょうか、または背中が丸くなったお爺ちゃんお婆ちゃんが後部座席みたいななイメージです。

チャイルドシートを付けてしまえば乳幼児~5歳ぐらいまで問題なくいけるスペース、でもチャイルドシートを付けると大人が座るスペースが厳しいでしょう。

総搭乗人数が成人男性3人だと厳しいとは思いますが、ちょっとの距離5~10キロぐらいなら我慢でいけちゃいます。

これならリゾート地・施設なんかでも使えますね!

屋根付きの電動トライクは都内ではまだ珍しく注目される存在、youtubeの企画で使用したり、あえて日常的に乗り回して注目を集める用途としても使える車両!

前後ディスブレーキによる制動性

仮に大人二人(運転一人、後部一人)がラヴィータに乗るとして体重を140kgとしましょう、そこにラヴィータの鉛電池モデル重量286kg(リチウムイオンモデルは251kg)と足すと426kgになります。

そうなると3輪車でブレーキは大丈夫?といった不安が…

実際にラヴィータに大人二人乗りで試乗した感覚では大丈夫、前後3輪の油圧式ディスブレーキで制動力は問題無し。

電動トライクラヴィータ,前輪ディスクブレーキ

ただし前輪で効かせる(右ブレーキ)バイクと違い、後輪(左ブレーキ)で制動を効かせる感覚です。

これはラヴィータの前輪はバイクのタイヤなので路面との接地面が少ないため。

対する後輪はチョット珍しいサイズですが軽自動車サイズの135/70R12、路面との接地面積が前輪に比べてはるかに大きい理由から後輪メインのブレーキ操作になります。

電動トライクラヴィータ後輪,タイヤサイズ

実際にブレーキを試した感じは基本後輪ブレーキ(左ブレーキ)で制御するほうが安定感がありました。

ちなみに 135/70R12のスタッドレスタイヤはネットでヒットしませんでした(中国系のタイヤならアリババ等のネット通販でヒットする)

国内メーカーのタイヤでも135/80R12ならノーマル・スタッドレスタイヤがありますが、フェンダーに干渉する可能性(とくにスタッドレス)を考えると135/80R12ならフェンダーの位置を上げる加工が必要かもしれません。

※見た感じ、後輪のフェンダーは独立したパーツっぽい雰囲気なのでいくらでも加工は可能と思われる

ラヴィータの雪道走破性能は不明ですが(たぶん雪道はサスペンション的にも厳しい)チェーンは軽トラ用でいけそうなサイズあり(フェンダーに当たると思うので要調整)

雪道で考えると3輪FRのチェーン走行となるのでチャレンジャー向け、スノーボードは雪山道と勾配、距離や気温によるバッテリー残を考えても無謀でしょう。

扱いが側車付き軽二輪なので車検・車庫証明不要、ヘルメットも不要

ラヴィータの大まかな性能と使用用途は分かった、でもコレって小型車?それともバイク?といった疑問があるはず、私もラヴィータの法的な解釈が気なっていました。

今回、レビューをさせていただいた㈱アクセスの担当さんによると、ラヴィータは軽二輪に属する車両なので車検・車庫証明は不要。

軽二輪とは道路運送車両法における125cc超~250cc以下のバイクのことを指しており、ラヴィータはこの微妙な間に滑り込む形の車両になるわけで普通自動二輪車(50cc超400cc以下のバイク)とはことなるもの。

だから道路運送車両法の規定により「検査対象外軽自動車」となっているため、車検・車庫証明が不要の車両なのです。

ヘルメットが不要の理由

ラヴィータは軽二輪といった微妙なゾーンに分類される車両です。じゃあ運転するにあたっての免許はなに?となると、普通自動車免許が必要になります。

これはラヴィータがたんなる軽二輪ではなく、「側車付き軽二輪」に該当するので道路交通法の車両区分ではトライクが「普通自動車」ゆえに普通自動車免許が必要ということ。だからヘルメットの着用義務がありません。

電動トライクラヴィータ

ややこしいのが「側車付二輪車」と「側車付き軽二輪」は微妙に異なる、サイドカー(側車付二輪自動車)とも異なるものになります。

全長2,130/車幅1,020/全高1,600mmの絶妙なサイズ感

ラヴィータは幅が約1m(1020mm)のコンパクトなサイズ、これは後部座席側のサイズ幅になり、前述した成人男性二人後部座席はキツイの理由もここになります。

電動トライクラヴィータ,後ろ

それでも約1mの幅は絶妙!といえるサイズ感、中型トラック(4t)2,240mmの約半分ぐらいになります。

1m幅といえば自転車2台分ぐらいのスペースなので置き場所に対する新しいアイディアや考え方が浮かび上がってきますね。

バイク以上・車未満の電動トライクは狭いスペースで置けるのも魅力的です。

月極でバイク駐輪場に置きたい場合は、1スペースの幅が1m欲しいところ、または2スペースを月極で借りてしまう方法もアリです(月極で2スペース借りても車の駐車場よりは安い)

全国バイク駐車場・駐輪場案内
全国バイク駐車場・駐輪場案内ページです。一般社団法人日本二輪車普及安全協会は、バイク・二輪車ユーザーがより安全で快適なバイクライフを過ごせる社会をめざし、二輪車を取りまく環境の向上のために活動してまいります。

ガソリン1L相当額で約120kmの経済性

電動トライクに興味がある方、ラヴィータに興味がある方で外せないポイントが経済性でしょう、ガソリン車に比べて圧倒的なコスパがあるからこそ電動のトライクが気になるというもの。

ラヴィータはフル充電で約60kmの走行が可能です。

それでフル充電までにかかる電気代は約65円(東京電力で1kWhあたりの電気代税込=19.88円)

ガソリン1L価格を130円とすると、65円×2回のフル充電=約120Km走行可能、燃料代といった考え方ではリッター120Kmといった強烈な数値になります。

この燃料代のコスパ力を軽自動車と比較するか、125cc原付二種と比較するか?で考え方が変わってきますね。

ラヴィータの充電はシート下にあるコンセントケーブルを使って家庭で充電できます。

ただし3Pタイプのプラグがついていたので普通のコンセントでは入らない場合も。

電動トライクラヴィータ3Pコンセント

丸い一本の棒は「アース」または「グラウンド」と呼ぶもので感電防止や静電気を逃すなどの機能を持っているものです。

絶対に3P全部ささないと使えないわけではなく、いつもの2口だけでさせば使用可能。

デスクトップPCを持っている方なら家にあるものや電源マルチタップで対応してしまうことも可能でしょう。

何も持ってない方は3P~2P変換アダプタを買えばOK、100均の大型店舗なら扱っている場合もあります。

充実した装備

ラヴィータが屋根なしのエンジントライクと圧倒的に異なる点が充実した装備品の数々です。

オプション品もありますがノーマルでも十分すぎる内容で、これがあれば完璧と思える装備はエアコンぐらい…ってそれはもう自動車の域になります(笑)

電動トライクラヴィータハンドル周り

しかし充実した装備にもかかわらず車両としての「隙」が多く存在するのもラヴィータの魅力。

隙があるからこそカスタムしたくなり愛着がわくもの、近年のバイクや車には隙がなくなりカスタムできる範囲が限られているのが現状です。

その点ラヴィータは隙だらけ!

製造メーカーのアクセスさんには悪い表現かもしれませんが、購入を検討する方にとってはコノ隙こそ重要なもの。

シートを変えたい・クッションを付けたい、ミラーを変えたい・ハンドル変えたい・タイヤ変えたい・エアロ作りたい・フォグライトつけたい・LEDカスタムしたい…

買う前に別途付けたいものをアレコレ悩む楽しさは車・バイク・トライクでも共通する至福の時間です。

LEDヘッドライト

ラヴィータはエンジンではなくEVなので照明・点灯関係はLEDがいいな…なんて思っていたら全てLED、ヘッドライトもLEDになっています。

電動トライクラヴィータLEDヘッドライト

もちろんLEDヘッドライトもカスタムポイント、ヘッドライトバルブを変えて明るくしたりお洒落にしたり、反射タイプが嫌な人はバイク用のLEDヘッドライトユニットを組み込んだり…

ここはカスタムの妄想が膨らむ重要な隙、素晴らしい!

もちろん手を加えずそのまま使用しても問題なし。

液晶モニターメーター(バックモニター付き)

電動トライクラヴィータデジタルモニター

ラヴィータは標準装備で液晶モニターが付いており、メーターやギヤバッテリー残量など基本的な表示は全てデジタル表示になっています。

試乗の際、なにより興奮したのがギヤをバックに入れるとバックモニターが起動、画面で見ながらバックできる素晴らしさ!これには感動しました。

MP3プレーヤー・USBポート・スピーカー

㈱アクセスさんの担当曰く、ラヴィータには標準装備でMP3プレーヤーとスピーカーが付いてる、付けちゃったとのこと。

ここはかなり重要なポイントで、標準でスピーカーとMP3プレーヤーを装備する意味とはたんなる移動手段に「楽しさ」「自分の空間」を加えていることを意味しています。

電動トライクラヴィータ,MP3プレーヤー,USBポート

バイクにスピーカーをつけるカスタムは定番、バイクは走行時にヘルメットを被るし風切り音で音楽が聞こえにくい…そんなの分かっていても音楽をならせるようにする。

これこそが自分の空間、俺の城、お気に入りのスペース、快適な環境。

標準装備でスピーカーを設置しているのは大正解でしょう、より自分好みに改造したい方は高出力のスピーカーに交換したりウーハーを追加したり。

ワイパー・ウォッシャー・合わせガラス

屋根付きタイプのバイクにはフロントガラス(スクリーン)のワイパーは標準装備が基本ですがウォッシャーが無いものもあります。

ラヴィータはワイパー&ウォッシャーが標準装備、これだけでも快適装備ですがラヴィータのフロントガラスの魅力はそこじゃない。

前後で対貫通性・耐衝撃性があるラミナガラスを使用しているのです。

例えば屋根付きで有名なジャイロキャノピーのフロントはガラスではなく樹脂、小傷や経年劣化により曇ってしまうものです(新品に交換すると結構なお値段!)

その点、ラヴィータはフロントがラミナの強化ガラス(TEMPERED GLASS)後部座席の後ろは合わせガラス(LAMINA GLASS)となり樹脂タイプのフロントシールドトライクに比べてグレードの差が歴然!

公式サイトではガラスの件について全く触れていませんが、経年劣化を考えても重要な部品です。

ジャイロキャノピーは電動でもなくトライクでもないですが、新車のメーカー希望小売価格570900円と知ればラヴィータが標準装備するレベルの高さに驚くでしょう。

ブレーキロック・サイドブレーキ

ラヴィータは鉛電池モデルで重量286kg、リチウムイオンモデルで251kgとかなりの重さです。

ブレーキロック(後輪)が付いていますが、それだけじゃ少し不安と思いきやサイドブレーキが付いていました。

サイドブレーキの位置・素材・丸出し感の全てが隙だらけ!

サードパーティー屋さんやカスタム屋さんが見たら泣いて喜びそうなサイドブレーキでしょう、軽トラのサイドブレーキをそのまま付けた感が凄い。

このような位置に設置されたサイドブレーキは私のような個人で改造・カスタムを愉しむ人間が付ける場所、要は「これみよがし」っぽく見せるためのサイドブレーキ位置なのです。

それを標準この位置につけるセンスは流石であり、既存の大手バイクメーカーや自動車メーカーが設置できない場所。

ラヴィータの購入を検討されている方にとっても夢と妄想が膨らむ素晴らしいサイドブレーキです。

操作ボタンとシャッターキー

ハンドル部以外での操作ボタンはワイパー、前進(FOR)後退(BACK)切り替えスイッチギヤなどをシンプルに。

文字が光るようバックライトが付いているかまでは未確認です(たぶん光らない)

ここにスイッチ類を類を照らすLED証明を付けるのもアリですね。

電動トライクラヴィータ操作パネル

キーは盗難やいたずら防止用のシャッターキーを採用、細かいところでも基本性能に関わる気配りは高評価。

外国から輸入される安い(とはいっても40万円前後)の電動トライクとは異なるグレードの高さをラヴィータに感じますね!

ラヴィータのカスタムポイント

意図的?と思えるほど隙だらけのラヴィータ、その中でもカスタムポイントをいくつか紹介します。

まずはドライブレコーダー、これはラヴィータのオプション装備にもなっています。

電動トライクラヴィータドライブレコーダー

㈱アクセスのオプションドライブレコーダーは15000円(税込)

接続方法をみるとシガーソケットから電源を引っ張っていました(標準装備でシガーがあるかは不明)

2.0のエンブレムとシールで貼られたLAVITAのステッカー。

勿論、そのままで何の問題もなし…ですが変えたくなる要素しかないですよね(笑)

シールで貼れるシルバーメッキの立体アルファベットでLAVITAにしたくなる!

電動トライクラヴィータリヤサス

リヤサスのマウントも隙だらけ、フレームに塗装してあるのであまり気にならないようにはなっていますが中が見えるというのは何とも…

自作でカバーを作る、合致しそうなパーツを100円ショップで探す、リフレクターを付けてしまう、ここは簡単に出来るドレスアップポイントでしょう。

バイクを自分でばらせる方はリアサスペンションの交換なども視野にいれたいポイントです。

電動トライクラヴィータハンドルポスト

ラヴィータはバイクのハンドルそのもの、ということでハンドルの交換が可能。

手始めにハンドルポストのカスタムから初めてみるのはどうでしょう?

ローダウンはバイクでもハードなカスタムになりますが、フロントフォークはこんな感じ、一般的なスクーターの正立フロントフォークと同じパターンになっています。

スタビライザーを付けたりLEDで照らしたくなる場所ですね。

究極的なカスタムはオプションの後部カバーのようなものを運転席にもつけてポータブルクーラーを設置、夏でも快適に過ごせるEVトライク化だと思います。

ナカトミポータブルクーラー

排水ドレンがついたポータブルクーラーは安いモノなら1万円~2万円で購入可能。

しかし電源が問題で、クーラー使用に耐えうる持ち運び可能な充電式AC100W電源が結構お値段、15万円前後の予算が欲しい価格帯になっています。

ルーフキャリア・BOXは付けられそうにない

海の近くに住んでいるサーファーにもラヴィータは有効に使えるんじゃないか?軽トラを割り切って使うサーファーのようにラヴィータも…と思い、屋根を見るもルーフキャリア・BOXは付けられそうにありませんでした。

電動トライクラヴィータルーフ

屋根にサーフボードを乗せるなら傷がつかないようにウレタンやバスタオルを敷いてゴムバンドで縛るしかないでしょう。

鉛電池モデルとリチウム電池モデルの違いは?

ラヴィータには鉛電池モデル(車両本体 ¥492,900バッテリー ¥54,900)合計¥547,800と、リチウム電池モデル(車両本体 ¥503,900 バッテリー ¥156,800)合計¥660,700の2種類があります。

価格差が112900円もあるのが悩みどころ…

ということで鉛電池モデルとリチウム電池モデルの比較がこちら。

名称(登録)ラヴィータ(側車付き軽二輪)
鉛電池モデル
ラヴィータ(側車付き軽二輪)
リチウム電池モデル
機種名(型式)LAVITA(EVT002)
全長/車幅/全高2,130 / 1,020 / 1,600mm
軸間距離1,510mm
輪距830mm
ステップ高260mm
タイヤサイズ前輪:130/60-13, 後輪:135/70-12
本体重量(バッテリー含む)286kg251kg
積載重量(貨物)60kg
最大乗車重量+貨物225kg
定員3名
最高速度42km/h※1
1充電走行距離60km※2
原動機種類3相モーター
定格出力2,000W
最大出力4,000W
バッテリー鉛電池(メンテナンスフリー)リチウム電池
バッテリー電圧/容量72V45Ah72V40Ah
バッテリー寿命約300回(約1年~2年)※3約600回(約3年~4年)※3
充電器形式スイッチング・レギュレーター式
フル充電時間約6~8時間※4約4~6時間※4
駆動方式センターデフドライブ方式
ブレーキ前後輪:油圧ディスク式
登坂角度約15°※5
カラーライトブルー・ライトグリーン・レッド・イエロー

大きく異なる点は重量とバッテリー寿命、充電時間の差になります。

この中で重量の部分の比重が高く、鉛電池は60kgでリチウム電池が30kg

鉛電池は60kgもあるのでスペアバッテリーを購入して充電・入れ替え・車載はまずもって不可能に近いものがあります。

対するリチウム電池は30kgなので重いけど成人男性なら何とかなる重さ、重いけど後部座席に乗せて…を可能にしています。

またバッテリー寿命も倍近い差があり、長い目でみるとリチウム電池モデルの方がベスト。価格差だけで原付スクーターが買えてしまう金額なので予算に応じて考えたいところです。

今回試乗してレビューしたラヴィータは鉛電池モデルのRED、他にもLIGHT BLUE・ LIGHT GREEN・ LIGHT YELLOWがあり全4色のラインナップ。

社用車や組織でラヴィータの使用を検討されている方は店舗名・ロゴ等のカッティングシート制作(別途見積もり)もアリといった個人~企業まで幅広く使える電動トライク「ラヴィータ」

価格の面で考えても実に素晴らしく夢が広がる車両だな!なんて思いました。

ラヴィータの購入は㈱アクセスが公式に運営するアクセスオンラインショップから、他にも魅力的なEV車両を多くラインナップしています。

購入を検討されている方へ(具体的なラヴィータの購入方法)

㈱アクセス公式サイトからの購入手続きは住所・氏名・電話番号・住所を入力(お届け先は住所以外でも可能)

配達希望日を決めて決済へ。

クレジットカード決済の場合は1回のみ、または銀行振り込み、代引きの場合は現金決済のみ(代引きの場合は運送会社の取り扱いサイズを超えるため自社配送、代金引換の場合、受取拒否は不可)

【送料】ラヴィータ
北海道地方100,000~115,000円
東北地方25,000~65,000円
関東地方10,000~35,000円
中部・北陸地方(山梨県、長野県を除く)20,000~55,000円
山梨県0~15,000円
長野県10,000~25,000円
近畿地方15,000~40,000円
中国・四国地方30,000~55,000円
九州地方(沖縄県を除く)35,000~50,000円
沖縄県60,000~75,000円

配送する地域や車両の種類、決済方法、および配送方法により送料が異なります。

基本的に㈱アクセス本社がある山梨県から離れるほど送料が高くなる感じ、関東・中部・近畿地方・山梨県・長野県の方はそこまで高い配送料ではなく、車両といった荷物の大きさを考えると安いほう。

似たようなコンセプトの電動トライク(EVトゥクトゥク)の車両価格よりもラヴィータの方が一割程度安く、それでいてラヴィータの方が車格・装備・性能・快適性が上。これはネット検索の画像レベルで判断できるほどの違いです。

また配送料は、北海道と沖縄を除けば㈱アクセスは支払総額を抑えているほうです(他社は取次店費用などの名目で5万円以上する場合も)

銀行振込の場合はご注文受付完了と同時に送料が確定。クレジット決済、代金引換の場合は注文完了後に配送料が確定します。

消耗品の交換や修理は日本全国にある代理店で対応可能、詳しくは㈱アクセスの公式サイトで確認してください。

ラヴィータ
鉛電池モデル[専用充電器付] 3人乗りタイプ メーカー希望小売価格 | 税込 | 車両本体 ¥567,300  バッテリー ¥71,700 合計金額 ¥639,000 リチウム電池モデル[専用充電器付] 3人乗りタイプ メーカー希望小売価格...
あとがき

自動車の世界的傾向は化石燃料のガソリンから電力へシフトする傾向です。

日本も電気自動車が徐々に普及し始めてるとはいっても主流はまだガソリンを使うエンジン車両、ハイブリッド・プラグインハイブリッドはかなり普及していてもガソリン車両がメイン、これが現実です。

日本で電気自動車の普及が遅れる原因は様々ですが、とくに問題となる原因は充電環境でしょう。

ヨーロッパの都市部のように、街中で気軽に充電しながら駐車もできるようなインフラは日本では整っておらず、特定の場所での充電がメイン(基本は自宅の駐車場で充電、遠出の際は外出先で充電)です。

今後においては、電気自動車のバッテリーを簡単に取り外して自宅の家庭用100Vコンセントで充電できるようになれば一気に普及する可能性があります。または街中の路上コインパーキングで充電できるインフラ整備など。

ラヴィータのよいところは家庭用コンセントでの充電が可能なところ、特殊な電気工事の必要がありません。

とくにリチウム電池モデルの場合はバッテリーの取り外しが可能なので、日本の電気自動車事情が抱える問題を解決しているもの…なんて思っています。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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