自損事故でも治療費がでるバイク保険に入っていたほうが何かとお金になる理由とは?

本ページはプロモーションが含まれています

diary
スポンサーリンク

長いことバイクや原付に乗っていれば転倒したり接触で色々と怪我をするのがバイクってもんです。

軽く転倒して擦り傷に打撲、エキパイに触れて軽く火傷、工具で怪我などバイクにまつわる怪我を言い出せばキリがありません。

ちょっとした怪我であればドラッグストアで適当に買って自分で治療って人が多いと思います。

でもそんな怪我の種類でも「こりゃ病院に行かないとダメだ」となるのが骨折

骨折には色々と種類があるそうなんですが、ちょっと骨にヒビとか剥がれている… お医者さんに言わせればそれも骨折であり、骨折当日は痛すぎて眠れません。

そして気になるのが骨折した場合の治療費ですよね、相手がいて9対1で自分が悪くない場合は治療費等のお金の心配は少ないですけど自損事故だと…

この記事は私が昨年の夏に単独でフロントブレーキ前輪ロックによる転倒、結果舟状骨を骨折し自分の加入する保険会社2社から合計で40万円ほど受け取った内容になります。

スポンサーリンク

始めは骨折だと思わずに運転して帰宅

たらればですけど仕事関係で見知らぬ土地に原付で行ったのが良くありませんでした。

転倒の経緯としては..

  • 片側一車線の緩やかなカーブ
  • いきなり人影が脇道から出てきたような気がする(絶対いたはず)
  • 焦ってフロントブレーキで前輪ロック
  • 転倒して起き上がるも人はおらず、周囲に目撃者もいない
  • 左手首が超痛い
  • バイクのダメージが少ない事を確認
  • 右手でアクセルが使えるのでそのまま帰宅(警察に連絡はしていない)
  • 帰宅するもあまりに痛いので病院へ行く

このような流れになり、重要なポイントは警察に連絡を入れてない事です。

転倒当初は骨折だと思わなかったのと取引先へ向かう途中だった事もあったので警察や救急車といった考えを排除していました。

「ここで警察呼ぶと約束の時間に遅れる」

「救急車呼んだら取引先に行けないしバイクも見知らぬ土地に放置はヤダ」

こんな理由だったと思います。今思えばあの時点で救急車を呼ぶべきでした。

捻挫と診断したヤブ医者

帰宅途中であまりの激痛に「折れてるかも…」と思いながらなんとか帰宅、昔いった事のあるH整形外科で診察を受けたところ、捻挫…

レントゲン何枚も撮って「多分折れてますよ!」アピールをするも捻挫の診断。

私は若いころにスノーボードで骨折経験があり「これは絶対骨折の痛みですよ~!」とうったえるも捻挫。

しかも「素人が医者に口出すんじゃないよ」みたいな事を言われ、湿布数枚と痛み止めの処方箋で終了。

私もその時はきっと激しい捻挫だったんだと言い聞かせましたが、その後手首の腫れが酷くなり少しの振動で激痛状態だったのでH整形外科の医者診断を疑い翌日他の医者へ行きました。

舟状骨骨折はちゃんと治療しないとだめらしい

翌日訪れたのが南長崎整形リハビリクリニック、ここの院長さん、知識も腕も素晴らしいです。

ほんと感謝してますし、周囲にもし骨折を疑うような怪我の場合は南長崎整形リハビリクリニックと勧めまくっています。

ここの院長さんによれば手首の骨折、とくに舟状骨骨折はレントゲンでは写り難いし分かりにくい部分という事。

だから手を激しく地についたりして舟状骨の辺りに激痛があれば、まず舟状骨骨折を疑うのが基本と教えられたとの事でした。

もうね、この言葉を聞いた時は心がすごくホっとしました。そして昨日H整形外科で捻挫と診断された事を伝えるとレントゲンじゃ分かりにくいから疑うのに何やってんだか…

私はこの瞬間に南長崎整形リハビリクリニック院長さんの信者になったんだと思います。

しかし舟状骨骨折は毛細血管がどうのこうのでしっかりと治療しないとダメな事、場合によっては手術も必要かもしれない事、それを確認するためにもMRIを受けなさいとの事…

えーっと、MRIってお高いんじゃないかしら…???

この時点で自損事故による骨折治療費について色々と考えはじめました。

手首だけのMRIは9000円ぐらい

私が南長崎整形リハビリクリニックの院長さんを絶対に信頼しているのは治療以外の部分も教えてくれるとこです。

MRIの必要性を丁寧に教えてくれて、さらに1部位のMRIなら9000円ぐらいといった価格まで教えてくれて、診察中に予約をMRIの予約をとってくれて、紹介状みたいなのを書いてくれて…

捻挫と診断したH整形外科とは大違いです。

今から言って来いと言われたのは池袋にあるメディカルスキャニング池袋というMRIとかCT専門のところ。

でもその前に手首が痛くてどうにもならないだろうから、とりあえず添え木と包帯と三角巾のセットでいつでも外せるようにしておくからね…と嬉しい対応、この院長先生は何もかも分かってらっしゃる。

さらにMRI撮ったらCDにデータを焼いてくれるからソレを持って今日中にまた来なさいとの事、MRIデータを見て舟状骨骨折であれば直ぐに処置を決めるという事でした。

さっそくメディカルスキャニング池袋へ向かい、スムーズに包帯と添え木を外してもらってガウンみたいなのに着替えてからMRIの筒に入ってヘッドフォンで知らない洋楽を聞かされながらスキャン。

ヘッドフォンから音楽を聞かされるのはMRIの動作音がそうとうウルサイから。

スキャンが終了してCDデータを受け取り、速攻で南長崎整形リハビリクリニックへ。

やはり舟状骨骨折だった

院長先生がMRIデータを見ながら色々と解説をしてくれて、素人の私にも舟状骨骨折の時の線みたいなのは何となく理解できました、というかそういうもんなんだろう…と。

私の場合は手術はしないでも大丈夫ということでギプス治療… で、このギプスがまた丁寧なんですよ。

なんでも水で濡らして固まるファイバー素材みたいなやつでして、冷たくないようにお湯で濡らして丁寧に巻く… ほんとプロって感じです。

そしてギプスをはめると手首が細くなるので2週間以内ぐらい毎にまき直し、ついでにもう一回その時にMRIね、との事。さらに全治3か月は覚悟してとのこと。

こうなってくると治療費のことをどうしても考えなければなりません。

参考までに治る寸前ぐらいのギプス画像がこちら

本当はもっとギプスを肘ぐらいまでやり続けないとダメらしいのですが、夏場で痒すぎるのと仕事に支障があるのでどうしても!短めでお願いしました。

あいおいニッセイ同和損保に電話してみた

自損事故で警察も救急車も呼んでいない保険治療しちゃってる…

自分が加入している保険の内容を詳しく知らない私ですがダメ元で電話してみるとですね、色々と書類を提出すれば出る可能性が高いとの事。

あいおいニッセイ同和損保から届いた書類に目を通してみるとですね、ギプス治療は通院扱い。

つまりギプスをはめてる間は病院にいかなくても通院してるのと同じって事でその間の保障料が貰えるって事なんですよ! こんなの全然知りませんでした!

という事で早速書類を郵送してもらい、内容を確認してみると誰でも書ける内容です。

そしてこちらが用意するものは医療機関の領収書、診断書、バイクの破損箇所写真、これぐらいで大丈夫です。

治療完了後にこれらの書類とあいおいニッセイ同和損保からの書類に事故の詳細を書き込んで郵送すればOK、あっという間に口座に入金されました。

ちなみに私が加入しているあいおいニッセイ同和損保の保険はファミリーバイク特約ではなく原付125cc単体の保険になります。

車があれば通常ファミリーバイク特約なんですけどあいおいニッセイ同和損保昔から付き合いで入ってる保険なんですよね、だから原付保険と車の保険別々で入ってる形になります。

まあバイク単体の保険とファミリーバイク特約の差が月数百円なのでほったらかし状態…

でもこの舟状骨骨折で自分の保障に対する保険を使って等級が下がった事を考えるとコレで良かったと思っています。ちなみに車の保険は私名義ではありません。

ファミリーバイク特約についてはノーカウントらしいのですが、保障内容が微妙に異なっているので詳しい事はわかりません。

人間、お金を手にすると使う事ばっかり考えて色々と忘れちゃうもんですね。

全労災からも支払われた

あいおいニッセイ同和損保からそれなりの金額になる振込みを見て思ったこと…

「これは加入してる保険全てに連絡をいれるといいんじゃないか?」

という事で保険関係の書類を引っ張り出してかたっぱしから電話をかけてみると全労災がヒット(本来は自分が加入している保険内容を理解している事が大事です)

あいおいニッセイ同和損保のように書類を揃えて送るとそれなりの金額が振り込まれました。

全労災のほうもギプス治療は通院扱いとなる内容であいおいニッセイ同和損保よりは一日単価が低いけどそれなりの金額です。

全労災は確か医療保険だったような気がしますけど、現時点で入ってる保険内容を完璧に忘れています… まあ何かあったら電話すればいいんですよ。

自損事故でも保険会社に電話することが大事

あいおいニッセイ同和損保と全労災からの振込みで原付2種なら新車でおつりがきてカスタム代も捻出できる金額が支払われる…

でもこれって自分から申請しないと受け取れないというか何も始まらないんですよね。

事故を起こしたら保険会社に連絡するのは当たり前なんですけど、それって相手がいる事故だったり車をぶつけて車両保険で直すとかそーゆーイメージが私の中でありました。

だから自分でバイクで転んで骨折して… こういう時に保険会社に連絡をするという感覚が無かったんです。

ではなんで自ら保険会社に電話をしたか?

院長先生がバイク事故?保険とかどうするの?って聞いてくれたから。

だって初診の時に自分の健康保険出して受付をしていたんですよね、それがバイク事故で骨折となると病院のほうでも色々と手続きが変わってくるらしいのです。

それでこういう場合にどうすれば良いか分からないので自分のバイク保険に電話をしたという経緯になります。

もし自らバイクで転倒して怪我をした場合、痛いの我慢して救急車を呼ばなかった場合、自分で病院に行った場合など後からでもいいから自分の加入する保険会社に電話してみましょう。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

市具 成夫をフォローする
diary
スポンサーリンク
シェアする

コメント