原付二種(ピンクナンバー)のBW’s125をバイク王で売却しました。
私が乗っていたBW’s125は台湾の輸入バイク、初期型のライトが縦型(上がポジション、下がヘッドライト)で走行距離3万キロ、2008年に発売されたBW’S125Fiのインジェクションです。
バイク王への問合せの時点では買い取り価格14万円と言われましたが実際の買い取り額は0円(私の予測通り)、新車購入価格が20万円だったのでバイク王の14万はあり得ない金額です。
バイク王としても現物車を見に行き見積もりをしなければ仕事が発生しないので電話では最大級に出せる買い取り金額を提示するのでしょう。
BW’s125の買い取りは0円でしたが不動車で悪い状態は自分でも理解していたので満足できる結果に。
不動車状態のBW’s125Fi(原付二種)をバイク王で売る
私は125ccのスクーターを自分で腰下(クランクケース)の分解~組み立てまでやってきた人間なので不動車となっていたBW’s125の状態がどのようなものであるか?は理解していました。
状態が悪い部分は以下の通り
- バッテリーあがり(新品に買い替える必要あり)
- エキパイ~マフラー錆びあり
- 外装割れはないが転倒時の擦り傷2か所
- シート内のウレタンが常に濡れている状態
- 荷物入れが水没状態
- インジェクション不調(振動により接続コードが抜けたりする)
- ネジ山陥没により純正エアフィルターの交換が出来ない
- クランクケース下部からオイル滲み(液体パッキンがダメになっている)
- ロッカーアームがへたっている
この状態から復活させるには新品バッテリー、ロッカーアーム交換、インジェクションユニット交換、クランク割り…と最低でもこれだけの作業が必要です。
そして最低限の作業をバイク屋に依頼すれば部品代も含めて10万は越えてしまうのは目に見えている状態、スクーターからエンジンを降ろしてシリンダーヘッドを分解~クランク割りは工賃だけで5万円は軽く見積もられます。
しかし不動車でもプラスな要因もあり
- タイヤ前後とも劣化無し、山沢山
- サスペンション系に不具合なし
- フレームに不具合なし(錆びもなし)
- 改造ポイント少なめ
要は部品取りが可能な車体であるということ、この部品取りすら困難な状態では0円売却どころかお金を払って引き取ってもらうと考えたほうがよいかもしれません。
ネットでバイク王に問合せ、20分後ぐらいに電話がかかってくる
BW’s125が不動車となってから1年近く放置、部品を買って自分で修理する気力も無くなり”バイクを処分する”の決断をしてからネットでバイク王の無料査定をしました。
バイク王のネット無料査定は簡単、
- メーカー名
- 排気量
- バイク名
- 名前
- 電話番号
この5つの項目を入力して「お試し無料査定」をクリック、そこから20分後ぐらいにバイク王のオペレーターから電話がかかってきました。
そこで言われた査定額が14万円
ただしこの14万円はあり得ない金額、向こうとしても現物を見ずに金額を出しているだけ、最も良い状態(おそらく未使用状態)のBW’S125Fiの買い取り金額を提示していると思われます。
その後は現物を見てから正式な査定をしたい、納得できればその場で買い取りの契約をしてバイクを持って行きたいですよ~のトークになります。
バイク王が無料査定にくる間にやっておきたいこと
バイクを処分する気でいた私はオペレーターとの電話で本日中の無料査定を依頼、電話から2時間後にバイク王のスタッフがトラックで訪れました。
この間に書類関係を確認しよう…とバイクのシートをあけて小物入れを見ると中が水没状態!
工具や書類や手袋やらが錆び交じりの汚水となり悲惨な状況。
処分する気マンマンとはいっても流石にマズイのでバイクを寝かして水抜き、書類関係やマニュアル(台湾語)をドライヤーや布団乾燥機を使ってフル稼働で乾燥。
でも結局のところ、バイク王が持って行った書類はバイクの登録書だけ、不動車で乗っていないから自賠責も切れていました。
という事で不動車で買い取り金額が期待できないバイクをバイク王の現物無料査定前に準備する項目は以下の通り
- 免許証
- 書類関係
- スペアキー
これぐらいで十分かと思われます。
不動車ではなく買い取り価格がつくと予測されるバイクは拭き掃除ぐらいはやっておいた方が良いでしょう。
また見落としがちな部分がタイヤに付着したゴミ、あまり乗ってないバイクはタイヤにゴミがへばり付いているので近所をはしってタイヤのゴミをとっぱらいましょう。
タイヤのエアが漏れていたりして手押しで動かせないような場合は空気を入れておかないとバイク王のトラックにのっけるのが困難になります。
バイク王のスタッフが現車を確認しながら査定
やってきたバイク王のスタッフとかなり話込んだ結果、彼らはバイクの事を分かっている人が多いという事、見るべきポイントもしっかりと抑えてあるので誤魔化しはきかないと考えたほうが良いです。
またスタッフ自身がその場で考えて査定額を出すのではなく、写真を撮影しながらタブレットを使って本部とネットで確認、最終的に現場のスタッフに査定額の電話がかかってくる流れ。
私としては査定額ゼロは予測済、それよりも車体引取り代で5000円とられたくない…なんて感じでした。
無料査定スタッフのバイク知識レベル
話込んだ無料査定のスタッフによるとバイク王はバイクの免許が無くても採用されるとのこと、普通免許があればOK。でも最低でもバイクに乗っていたことがある人でないと務まらない、すぐに辞めちゃう…とのボヤキあり。
また最近はバイク人口が減り厳しい状態、メーカーも新型車のラインナップが少なすぎる、メーカーが新型車を発売してくれないとバイク王の仕事は減るばかり。
現在の主力は原付二種の125ccでありバイク王としては大型車一台の利益は大きいけど回転数の多い125ccが最も売上を作っている、人気はやはり125cc、ウーバーイーツなどのフードデリバリー用途で125ccは再び売れ始めているようです。
バイク王のトラックにバイクをのせる方法
バイク王のスタッフはラダーレールを使い、助走をつけて一気にトラックにのせましたがタイヤに空気圧が全くない状態、例えばバーストしているような状態ではラダーレールでも厳しい作業。
思うに不動車でタイヤが回らないなんてバイクはラダーレールでのせられない、そうなるとクレーンが必要になる、そうなると引取り代金が発生…なんて流れだと思います。
という事でバイクの不動車をバイク王に買い取りしてもらう場合、最低でもタイヤ関係だけはしっかりとチェックしておいたほうが無難でしょう。
0円で買い取り、その場で契約書を交わして終了
ネットでバイク王に無料査定を申し込み、そこらか3時間後に不動車BW’125Fiは0円で買い取り、引取り代金も0円となりました。
バイク王としては夜でも現車の無料査定が可能とのこと、でも書類関係の整理やタイヤのチェック等を考えるとバイク王で不動バイクの無料査定には時間に余裕を持たせたほうがよいです。
バイク王で不動車のバイクを無料査定する場合に抑えておきたいポイントは以下の通り
- オペレーターからの電話で言われる査定額を鵜呑みにしない
- 時間に余裕を持つ
- 書類関係の整理
- タイヤのチェック
- オイル漏れのチェック
- 買い取り0円の場合でも引取り代金の確認
実際にバイク王で不動車の原付二種を0円売却した経験です。
バイク王に無料査定を行う場合はネットから、はじめから電話でも大丈夫ですがメーカー、排気量、バイク名等をネットで伝えて電話を待つほうがスムーズ!
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