これはシグナスX用(キャブレター車両)JMCA公認のRPMマフラーになります、音量は84dbと爆音ではありません。また重低音重視ではなく高音が「コーン」と鳴ります。
このモデルはサイレンサーとエキパイが溶接された一体型(ワンピース)になります。
昭和生まれでバイクが好きな人にはなじみのあるRPM(Racing Project Murashima)のワンピースです、昔はP管と呼ばれていました。
RPMのサイレンサーは、いわゆる単車向きと思っていましたがスクーター用も発売されているとなると昭和生まれの心を揺さぶりますね。
マフラー本体の装着は軍手をしてエキパイに手油が付かないように作業
たとえ低温でも、このような鏡面仕上げのマフラーを素手で触ることはやめましょう。手油が付着し、その箇所だけ焼け色が変化します。
ですから軍手は必須ですね。
マフラーの交換は外して付けるだけの簡単作業です。ただマフラーの重量が問題で、ワンピース構造のように重いと取り付けが面倒になります。
古いガスケットは捨て、新品に交換しシリンダーヘッドとエイパイを止める
規定トルクで締め上げて下さい。
あまり強く締め上げるとフランジがゆがんだりボルトが変形します。ステー部はボルトをしっかりと締め上げます。
またフランジボルトを舐めることだけは避けましょう。シリンダーヘッド交換とまでは行かないですが、フランジボルトを抜く作業は大変です。
一般的にシリンダーヘッド交換をバイク屋さんに頼むと部品代だけで3万以上します。工賃も合わせれば5万はかかります。
エンジンをかける前にエキパイに油が付いていたら綺麗に取り除いておきましょう。
エンジンをかけて初めのうちは焦げ臭い匂いがしますが、100キロも走れば収まります。
振動対策
単気筒エンジンは振動が大きいのでゴムブッシュをボルトにかませると良いです。
ゴムブッシュがないと振動がダイレクトにマフラーに伝わり、場合によっては溶接箇所が剥がれる原因になります。
ゴムブッシュをマフラー本体のボルトに挟むと熱で溶ける場合があるので車両本体とステーの間で使用しましょう。
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