アクシスZ(2022年式 SEJ6J)にゲルクッションのバイクシートを装着しました。
装着したゲルクッションは「バイクシートクッション ゲルクッション(前席用-M) 3Dメッシュシート 衝撃吸収 人間工学に基づいた ムレにくい 快適 取り付け簡単、断熱、防湿性と通気性」、3Dハニカム形状のグニグニ系クッションです。
アクシスZのシートはけっこう硬め、フードデリバリー等で3時間以上もバイクにまたがっているとケツ(尻)がかなり痛くなってくる人が多いはず。
このケツ痛を解消するにはゲルクッションしかないと思い装着したところ、ケツの痛みは改善されましたが、シート高やライディングポジションの変化によりアクシスZの乗り味がかなり変わってしまいました。
厚みがあるゲルクッションは、けっこうなメリットとデメリットあり!
【汎用】バイクシートクッション ゲルクッション

アマゾンで購入したバイク用のゲルクッションシートですが、基本的に汎用品でありアクシスZ対応という商品ではありません。
内容物はゲルクッション、カバーの他、バイクシートに固定するゴム紐のみ。説明書も不要でバイクのシートに付けるだけの超簡単仕様になっています。

カバーを使わずにそのまま装着してもOKな作りになっています(アクシスZではカバー非装着のほうが快適)
シート高さが3cmほど高くなる
まずはカバーを付けてアクシスZに装着。
想像していたよりもシートがこんもりして一回り大きくなる感じ…はっきりいってダサい!

このようなゲルクッションをバイク装着で検討している方が気になるのがシート高でしょう。
アクシスZび場合は見た目のシート高がリヤと同じくらいになってしまいます。

それで実際に座ってみるとシート高が3cmほどUPした感じに。
身長が低い方は確実に足つきが悪くなりますし、目線も高くなります。
重心が高くなり乗り味が変わる
わずか3cmほどのシート高さUPでも乗り味には大きな変化があります。
重心が高くなった感覚があり、操作性も少し変化、ライディングポジションもノーマル時とは微妙に変える必要があると思います。
バイク挙動のダイレクト感が弱まることでスポーティーな乗り味ではなくなるのが確実!
カバー無しで装着した方が乗りやすい
次にカバーを外した状態での装着。
見た目はかなりアレな感じになりますが、カバー無しの方が乗りやすくケツへの衝撃も少ないです。

カバーアリと違い、ゲルクッションむき出しなのでケツが滑りにくく、ケツの落とし込みも大きいメリットがあります。

シート高もカバー有に比べて若干低くなる感じに。
ただしこの状態での耐久度は怪しい…と思えるところで、長持ちさせるならカバーを付けた方がよさそうです。
それでもカバー無しのダイレクトゲルクッションを味わってしまうと戻れないと思います。
ゲルクッション本体が雨などにより濡れると、白い粉のようなものが液状になりシートに垂れてくるので、生で装着する場合は予め水で軽く洗ってからのほうがよいです。
ケツへの加重が他へ分散する
ゲルクッションシートを装着したことでケツ痛は解消されましたが、その分他への負担がかかってくるのもメリットとデメリットと申しましょうか、ライディングポジションの変化により腰や背中への負担が増えるように感じています。
逆を言えばそれだけの衝撃や負担をケツのみで吸収していたこと。そりゃケツ(尻)が痛くなって当然なのでしょう。
またゲルクッションにより衝撃やGにタイムラグが生じることとなり、バイクのダイレクト感が無くなるのも乗り味の大きな変化に繋がってきます。
メリットとデメリットが大きいゲルクッションシートですが、アクシスZに3時間以上乗る方でケツ痛が耐えられない方は参考にどうぞ!
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