ヘルメットのシールドは長いこと使用すると傷がついたり曇ったりする消耗品、
新品時はコーティングがされており雨も弾いて快適ですが、半年もしない内にコーティングが剥げて雨を弾かなくなるパターンが多いです。(安いシールドばかり買っているととくに)
という事でシールドに自動車用のガラコを塗っても大丈夫だろうか?を試しました。
因みにガラコは自動車用ガラス専用なのでヘルメットのシールド部(プラスチック)には施工できないものとされています。
それでもやってみたい、という方は参考にどうぞ。
ヘルメットのシールドにガラコを塗る
購入して10日ほどのシールドにガラコを塗ります。
塗るガラコはコチラ
BIGサイズのガラコ、正式な商品名は「ぬりぬりガラコデカ丸」で通常のスティックタイプのガラコに比べて塗る面積と容量が大きいものになります。
自動車のフロントガラスに塗り込む時は大きなガラコが圧倒的に楽。
シールドはホームセンターで売られているシールドなので2000円以下、失敗しても大丈夫な値段です。
こちらのバイクのヘルメット用シールドにやってはいけないとされるガラコを塗ってみます。
洗浄等の行為を行わずに直接塗りました。
状態を確認
ガラコを塗って10分ぐらい乾燥させた状態がこちら。
変色等は無く、何の変化も無いように見えます。
ここから堅く絞った雑巾で表面のふき取り。
この状態で30分ほど乾燥させました。
水をかける
表面が完全に乾いたのでシャワーで水をかけてみます、
動画でどうぞ。
当たり前かもしれませんが水を弾きます。
ただ車のフロントガラスのように弾きまくるわけではない、少し残るような感じ。
実際に走行すれば風圧で水滴が流れるでしょう。
変色等も無い、水も弾く…という事でこれはこれでありなのではないかと思います。
ただしヘルメットのシールドは何かに触れやすいものです。
自動車のフロントガラスのようにガラコのコーティング効果が長持ちするとは思えません。
車のフロントガラスに塗ったついでにヘルメットのシールドにも塗るぐらいの感覚でよいと思います。
実験しておきながらこんな事を言ってはなんですが、新しいシールドはやらなくても良い。
古くなったシールドのほうが効果は大きいと思います。
2017/6/18追記 普通のガラコでは意味ない
雨が降ったので早速試してみたところ、ガラコ的な撥水は全くありませんでした。
ネットで調べるとヘルメットのシールドにはガラコBLAVEが良さそうです。
「透明樹脂も撥水コーティングできる」となっています。
普通のガラコをヘルメットのシールドに塗っても変色等はありませんが、樹脂に付着しない、又は付着しても直ぐに禿げます。
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