アクシスZでクラッチジャダーが発生!クラッチ交換とアウター清掃を解説

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アクシスZ,クラッチ AXIS-Z
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アクシスZ(2022年式 SEJ6J・BJH1・LTS125)のクラッチユニットを交換しました。

交換したクラッチは純正品ではなく、台湾製のパーツでアクシスZ SEJ6Jのクラッチユニット(ヤマハ品番:BKC-E6620-00)と互換性があるということになっているクラッチです。

出品商品名:高品質台湾製 新品ノーマルタイプクラッチ アクシスZ SEJ6J B7A BJH JOG125 ジョグ125 SEJ5J BKR 2TS-E6620-10 B0J-E6620-00互換

これがアマゾンや楽天では出品されておらず、ヤフーショッピングでしかありませんでした。

クラッチを交換した理由は総走行距離が5万キロをこえてクラッチのジャダーが発生したためになります。

スクーターのクラッチジャダーとは、停止状態から発進する際に「ガタガタ」「ガガガ」のような振動や異音が発生しながら加速していく状態で、ハンドル周りに振動がくるほど。原因はクラッチとクラッチアウターの摩擦面で断続的に滑りが生じたり、クラッチシューの摩耗やクラッチスプリングの異常などがあります。

もう5万キロ走っているしクラッチユニット一式交換で…と思い、ヤマハのパーツリストを見るとBKC-E6620-00 クラツチキヤリヤアセンブリは14,410円

かなり高額になるのもシューのみの部品はなく、組み込み済のASSY状態…でもネットなら6,980円で売っている!ということで購入しまたした。

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アクシスZ 台湾製のよくわからないクラッチユニット

ヤフーショッピングで購入したクラッチユニットを開封すると、シュー・スプリングが組み込みされたASSY状態!これが非常に不安でしたが当たりです。

ヤマハ純正で部品取り寄せたら14,410円+スプリング代+サークリップ代、ネットなら全部揃って6,980円、よくわからない互換品とはいってもこの差はでかいですよ。

シューの厚みも申し分なく、品質も問題無さそう。

組み込まれているクラッチスプリングが純正と同じなのか?が気になるところ。実際に組んでみた結果、クラッチミートのタイミングが大きく変わるようなバネ力ではなく、いたって普通。

よくわからない台湾製のパーツですが、パワーを求めるわけではなく普通に使えればいいのでOKとします。

ノーマルとの比較

クラッチへのアクセス方法は下リンクを参考にして下さい。

ノーマルのクラッチユニットと比較すると、シューの形状が少し違っていますが大きさは同じ。

ただし圧倒的に違うのがシューの長さ。

なんとノーマルと比較すると1.5倍ほど長い!

これはヤマハの純正が経費削減でケチってるということなのでしょうか?それともクラッチアウターとのミートを考えての長さなのでしょうか?

台湾製のクラッチが普通に使えてしまうとなると、ケチっているような…ホントのところはわかりません。

ノーマルのクラッチはグリス油とカスの汚れで腐っている状態…

こんな状態のクラッチなパーツクリーナーで徹底洗浄しないとだめです。

クラッチアウターを清掃

ノーマルのクラッチシューを見ても変に削れていないし、まだ厚みがあるのでまだ十分に使えそうな感じでした。それでもジャダーが発生するということは、クラッチスプリングに問題があるかクラッチアウターに問題があるかのどちらかになります。

バラして手が汚れまくるのも面倒なので、今回はクラッチアウターを清掃。

水をぶっかけながらブラシでこすっただけの清掃…かなりの油汚れ&カスが溜まっており、おそらくジャダーの原因はクラッチアウターだったんじゃないかと。

パーツクリーナーでガッツリ洗浄すべきパーツです。

もう5万キロこえちゃってるのでクラッチアウターもネットで安いのを見つけて交換しようと思います。

クラッチ系のジャダーは低速で左折や右折する時にとてもウザいものがあり、しかもクラッチが完全につながった時にガツン!と加速がきてしまうので危険!

純正と同じ感覚のミート感、乗り味

交換した台湾製のクラッチユニットを装着、実際に走行するとジャダーは消え、クラッチミートのタイミングもノーマル時と変わらなない感じでした。

安い台湾製だからといってもバリはなく、組付けた時の精度もバッチリ。それでASSY状態で安く買えるならノーマルの消耗品代替として十分にアリとしか思えません。

こんなんだったらヤマハが純正部品でシューだけ買えるようにすればいいのに…なんて思うもノーマルのシューは8万キロぐらいイケちゃいそうな雰囲気でもあるという。

アクシスZでジャダーが発生した方は、まず最初にクラッチアウターの清掃から初めてみるのがよいと思います。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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