摩耗したアクシスZのフロントディスクを交換、5万キロ前後を目安に!

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アクシスZ,フロントディスクローター,交換 AXIS-Z
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アクシスZ(2022年式 SEJ6J・BJH1・LTS125)のフロントディスクローターを交換しました。

交換したフロントディスクローターは新品の純正品、部品番号は2TS-F582T-00になります。

2TS-F582T-00をヤマハのパーツリストで見ると9256円、それがアマゾンや楽天では7000円以下で買えてしまうので、自分で交換作業ができる人やチャレンジする人はネットで買ったほうが安いです。

アクシスZに対応した大型ブレーキディスクローターや波型ローターはネットに出てないので、日本では純正しか選択肢がありません(台湾のカスタムサイトを見ると少しある)

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アクシスZ・フロントディスクローターを交換

今回フロントディスクローターを交換するアクシスZの走行距離は52000キロ、厚みを計ったら2mmぐらいしかなく、そろそろヤバい状態でした(おそらく対応限度を超えている)

フロントディスクローターの交換方法はフロントタイヤを外して交換するだけ…なのですが、けっこうなトルクで締め上げてあるボルトが多いので絶対になめないように作業することが大切です。

まずはフロントタイヤのアクスルシャフトを外しましょう。左右両方のレンチで押さえ、グイっとはずします。

外す前に組付け時のトルクが分からないと困ってしまう方は、ナットに白い修正液などで印をつけておくと安心です。

ナットを外したら即フロントタイヤをやる前に、ブレーキキャリパーを外しておいたほうが作業が楽になります。

ここまでできたらアクスルシャフトボルトを引き抜きフロントタイヤを外すだけ。

センタースタンドを立てて作業すればジャッキアップ無しでもいけます。

ネジロックされているフロントディスクローターのボルト

フロントディスクローターを止めてるボルトは六角レンチで緩めるのですが、ここのボルトはネジロックでガッチリ固定されています。

上画像のような貧弱六角レンチでは作業が厳しいはず。

なので何でもいいからパイプを突っ込んで延長、てこの原理で緩めましょう。

ネジロックされてるボルトなので、緩まる時の初撃に「バキ!」っと音が鳴るはずです。

初撃さえクリアすれば後は六角でクルクル緩めるだけ。

本当はボルトを再利用しないほうがよいのでしょうが、使ってしまいました(ネジロック剤不使用)

このパーツを交換する場合は5万キロぐらい後と考えると、次は10万キロで廃車かな…なのでまあいっかって感じです。

元に戻すほうが大変な作業

後は元に戻すだけ…なのですが、車体フロント部を持ち上げながらフロントタイヤをフォークに合わせつつハメるのは結構大変な作業です。

可能であればフロントを持ち上げてハンドルを真っすぐに保ってくれるお手伝いがいるのがベスト。

もちろん一人でもできる作業です。

一人でやる場合のコツは、先に速度を計るギヤユニット側のフォークにアクスルシャフトボルトをハメてからタイヤを微調整でハメてゆく、ディスク側のナットを締めてからタイヤを回してチェック、最後にブレーキキャリパーを装着する流れになります。

新品と5万キロ走行のフロントディスクローター比較

新品と5万キロ走行のフロントディスクローターを比べてみると、目視でも削れまくっていることが分かるほど。

耐用限度を超えていると思われますが、それでもあと1.5万キロぐらいはいけるんじゃね?といった感じもします。

それでもフロントディスクローターは2mmぐらいになる前に交換するのが基本、ディスクの厚みは、ブレーキの制動力に直結するため、摩耗したまま使用を続けると危険ですし、走行中にココが破損したら取り返しがつかない重大事故になること確実です。

タイヤ交換を断られる場合も

また、NAPS系のバイク用品店ではフロントディスクローターの厚みによってはタイヤ交換を断られる場合があり、店舗にサイズが合うディスクローターのストックが無いと入荷待ち、後日ディスクローターを交換してからタイヤ交換ということになります。

ディスクローターの摩耗チェックはついつい忘れがちなところなので、アクシスZの場合は5万キロ前後を目安にチェック&交換したほうが安全だと思います。

この記事を書いたひと
市具 成夫

原付二種ライダーの市具 成夫(シグ夫)です。
貧乏なのでバイクショップにメンテナンスやカスタムの依頼をする事はほとんどありません。
貧乏人ならではのカスタム術やメンテナンスから次世代電動モビリティなどの情報を発信しています。

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